結局、ちょっとマニアックなモノになりました。
正式なタイトルは、忘れました。
今まで映画ネタだったから映画がいいだろうと言うことでこのお題になりました。
四百号は「ルパン三世 カリオストロの城」に決定しました。
では、本題。
押井守監督作品です。
現状で押井作品ナンバーワンの映画です。
アニメなんですけどね。
押井氏自らこの映画の小説を書いています。読んだことはないんですが。
小説のタイトルは「トーキョーウォーズ」だったと思います。
ここで「機動警察パトレイバー」についてちろっと説明。
いぜんもちろっと紹介はしたことがあるのですが、改めて説明しておきます。
押井守をはじめとするアニメ界の優秀なクリエイターが集まって作られた作品が「機動警察パトレイバー」です。
たぶん日本初のオリジナルビデオアニメを連作した作品です。
簡単に言うと、TV放映と同じことをビデオでやったと言うことです。
この辺のことは、いずれまた機会を見て。
さて、本題。
パトレイバーは、いわゆるロボットアニメです。
主人公達は、警察官です。
そして、今回の映画では今まで主役をやっていたメンバーは脇役になります。
で、今まで主役達の脇役をしていた準主役達が主役になった話です。
そう、今までは現場で働くおまわりさんたちが主役だったのですが、今回の映画ではその上司が主役になっています。
主役の年齢が高いので必然的に大人の話になっています。
いやー、凄い映画なんです。
いきなりレインボーブリッジだったかベイブリッジだったかすっかり忘れてしまいましたが、ミサイル攻撃にあって爆破されてしまいます。
当初、この橋の爆発も爆弾によるテロ活動かと思われたのですが、同時刻、たまたま現場の橋をビデオ撮影していた市民のビデオに自衛隊の戦闘機が映っていたことが判明。
その映像が報道される。
しかし、この映像もデジタル処理されたニセの映像だと言うことが判明する。
アメリカ海軍の戦闘機をデジタル処理して自衛隊機に作り替えたのだと。
と、まぁ、こんな感じで物語は進んでいくのです。
主人公の警察官達は、このテロ活動の犯人を捜していくんですねぇ。
その間にも東京は、様々な破壊活動が行われて、陸の孤島とかしていくのです。
そして、この事件の首謀者の名前に目星がついたとき事態は急展開。
イヤー、すさまじい出来です。
何が凄いかって、めちゃくちゃ怖いくらい作り込まれています。
現代社会の落とし穴。
その穴を巧みな演出で映像化する押井守という人は、やっぱり天才です。
この映画を初めてみたとき胸が苦しくなるほどの圧迫感を感じました。
アニメならではの、というよりアニメだからこそ可能にした映像なのでしょう。
素晴らしい。
普段、アニメをバカにしている人がこの映画を見たら絶対に認識がかわるでしょうねぇ。
ただ、残念なことが一つだけあるのです。
この「機動警察パトレイバー」というのがシリーズモノのアニメだったということ。
初めてこの映画で「機動警察パトレイバー」を知ると、その中に出てくる登場人物の説明が皆無なため感情移入ができないと言うこと。
逆に言うと、この説明がないおかげで、作品がスリムになって良い映画になったのだと思うので、ある意味とっても中途半端な作品になってしまったこと。
唐突に出てくるそれまでの主役達。
シリーズを見てきた人にしかその人物達のことが分からないと言うこと。
できあがったキャラクターを押井守の箱庭で遊ばせている作品。
でも、やっぱりこの作品は、シリーズを通してから見て欲しい。
せめて劇場版第一作を見てから見て欲しいなぁ。
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