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『トイ・ストーリー』icon
原題:TOY STORY/製作年:1995/製作国:アメリカ/監督:ジョン・ラセター/製作:ラルフ・グッジェンハイム、ボニー・アーノルド
製作総指揮:エドウィン・キャットマル、スティーヴ・ジョブス
声の出演:トム・ハンクス、ティム・アレン、ドン・リックルズ、アニー・ポッツ

「トイ・ストーリー」です。

ディズニー初のフルCGアニメの作品です。

この映画の生い立ちは、まず先に技術ありきで始まったディズニー作品としてはとっても珍しい部類の作品です。

まぁ、CGが一般的になり、コンピュータの技術的な進歩もあって、何とか人が普通に見て耐えられるCGが作れるようになったから生まれた作品ですね。

3DCGだけで一本作品を作ろう! と始まったのがこの「トイ・ストーリー」なんです。

ある意味、あたたかみのないビジュアルにディズニーのスタッフの中でも賛否両論あった作品。

とりわけ、シナリオ作りにはとっても神経を使ったようです。

「愛されるビジュアル」ではない作品なんだから「物語」がしっかりしていないとつまらない物になってしまう。
と、いう理由から脚本は何回も書き直されたようです。

噂では、一回出来上がったのを見て、もう一度脚本から作り直しになったとか、ならないとか。

まぁ、それが本当にしろ嘘にしろ、この「トイ・ストーリー」は、ある意味とっても愛された作品であることには間違いないですね。

で、物語なんですが、CGのための脚本「物語」と言っても過言ではない「おもちゃ」が主役のお話。

まぁ、セルアニメに比べれば、やはり冷たい感じのするビジュアルで、生き物を表現することに抵抗があったのか、無理だと判断(たぶんこっちなんだろうなぁ)したからなのか分かりませんが、コンセプトはバッチシハマりました。

現実と非現実の狭間でのビジュアル表現が、とってもよくマッチした作品。

ただのおもちゃと、生きているおもちゃ。

この中途半端なキャラクターが、当時の中途半端なCGアニメと、とってもマッチしていて、すごーーくいい感じです。

そーそー、物語の話ね。

アンディという名の少年がかわいがっているおもちゃたちに、新たなおもちゃが仲間入りします。

古いおもちゃのウッディと、新しいおもちゃのバズ・ライトイヤー。

まるで「トイ・ストーリー」皮肉ったようなキャスティング。

新しい表現の「トイ・ストーリー」は、昔からあるセルアニメに取って代わることができるのか?

まぁ、物語の展開から大人の濁った斜め真横の視点で見ると、ディズニーは、最終的に表現の手法が問題じゃないんだ、こども達に愛されるかどうかが問題なんだ。

それは、映画で言えば、愛される物語、愛されるキャラクターであることの方が重要なんだと。

ワクワクしたりドキドキしたり。

一緒に笑い、一緒に泣く。

その部分がとっても大切なんだと。

この「トイ・ストーリー」では、自己完結していますね。

だから、私のように中途半端な大人が見ると、どうしても「いまいち」感がぬぐえない。

ディズニーのつぼを押さえた作品作りには、感心するも、一緒になってハラハラ、ドキドキすることがない。

ウッディとバズの冒険映画なのに。

愛と友情の映画なのに。

理屈ばっかりが見え隠れしていて、気持ちよくなれない。

なんて、もったいない作品なんだ。

こんなにも、それぞれのキャラが立っているのに。

ぜ〜んぜんイカされていない。

あぁ、もったいない、もったいない。

なんて、印象を持ってしまったから「」がでてもあまり心なびかなかったんだよね。

それが、あーた、、、、、。

と、言うわけで「」の話は次号で。


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