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『少女革命ウテナ』icon
製作年:1997/製作国:日本/監督:幾原邦彦/アニメーション制作:J.C.STAFF/プロデューサー:小林教子、池田慎一/企画:ビーパパス
声の出演:川上とも子、渕崎ゆり子、子安武人、草尾毅

知らない人が多いので、簡単に説明すると、コレは少女マンガではありません。いやー、私も知らなかったんだけど、コレTVアニメです。

TVなんて、ケーブルTV加入してからトンと、民放を見なくなって知らなかったし、TVアニメなんて、それこそ時間が合わないし、見ることもないし、あっ、サザエさんは、たまに見てるなぁ。

まぁ、ええわ。いやなに、友達がオモロイから見ろ見ろうるさかったんだけど、画がとっても気に入らなくて、全然、見る気がわかなかったんだよね。

で、まぁ、先々週に友達とツタヤに行ったとき、半強制的に借りられて、一緒に見たんだけど、いやー、意外に面白かったよ。コレ。

結局、全32話だったか、を一週間で見てしまった。

内容が、コレまた少女マンガを意識していて、ベル薔薇チックで、絵柄もお星様きらきらの目をしているようなキャラばっかで、やっぱ大の大人が見るには抵抗あるよなぁ。

主人公の名は、ウテナ。小さい頃に王子様に助けられてあこがれのあまり、自ら王子様になろうとした少女。

まぁ、男装の美少女的存在です。

で、この話、学園ドラマなのですが、バックの話がすごい。「世界を革命する力」を手に入れるために、学園内で決闘がおこなわれているのです。

主人公のウテナもコレに巻き込まれていくんだけどね。

で、アニメ的には、ワンパターンのお約束事をうまく演出に取り入れていて、なかなか良くできています。いわゆる「タイムボカンシリーズ」的ですな。

で、すごいのは、後半にかけての話の展開です。

全体が三部に分かれる構成で出来ているのですが、第一部が、登場人物世界観の説明的な話で、なんも頭を使わなくても見れる内容。第二部は、第一部が陽であるなら陰の部分の話。

そして、怒濤の第三部。

ここで初めて「世界を革命する力」の核心に迫っていくのですが、いやー、どろどろとした人間関係が、少女漫画的です。ちょっと偏見かな。

大人の話と言った方がいいのかな。

だって、「少女革命ウテナ」が「女革命ウテナ」になっちゃうんだもん。タイトルが変わるわけではないよ。少女から女になっていくのだよ。

結構赤裸々だよなぁ。「新世紀エヴァンゲリオン」もそうだったけど。

で、ラスト「女革命ウテナ」は、「世界の果て」と名乗る、昔助けてもらった王子と戦うんだけど、ちなみに「少女」から「女」したのもこの「世界の果て」を名乗る男なんだけどね。

結局は、身内の裏切りあって、負けてしまう「ウテナ」は、最後まであきらめない「スポ根」を見せてくれるんだけど、やっぱり世の中そんなに甘くないよ、と終わってしまう。

学園には、ウテナの存在自体がなくなってしまい、今までと変わらない学園の世界が広がる。何となくもの悲しく終わるんですよね。

しかし、ベル薔薇というか宝塚的な世界観は、さすがに抵抗あるよなぁ。

でも、面白かったすよ。丁寧に作られていて、細かいところにも気を使って作られているんで。低予算かが進むTVアニメの中では、良くできています。

ホント、オリジナルの作品にお金を出してくれるスポンサー様々の作品ですね。

新世紀エヴァンゲリオン」のヒットがなかったら生まれてこなかった作品なんだろうな。

映画にもなってしまったし。


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