う〜む。
タイトルが長い。
こりゃ、困った。コミックのネタを先にするべきだったかな。
いやいや。良くできているんだ、このキカイダーのアニメ。
はやり? なんだろうなぁ。
昔の名作を今のクオリティの作品にするの。
アニメだと「デビルマン」が、はしりかな?
次に「ジャイアントロボ ジ・アニメーション」になるのかな?
まぁ、それ以外にも昔のアニメのリメイクはいっぱいあるけど、マンガ原作の雰囲気をそのままアニメにしていると言うところでの話なので、そんなに数はないよな。
いいよー、コレは。
特に画がいい。
石ノ森章太郎氏の画のまま。あの柔らかい線がそのままアニメになっているといってもいいくらい。
好評だったのか、続編の「キカイダー01」も続々とリリースされているし。
さて、本題。
あまりにも原作に近いストーリーなので、前半はとってもまったりとしています。
コレは、やっぱり演出的にちと考えて欲しかったなぁ。
マンガは、自分のペースで話を読み進めることが出来るから、あの詩情的な石ノ森の世界でもいい感じに受け取ることが出来るのだが、これが受動的なテンポで押しつけられると、ちとまったりしすぎてあくびが出ちゃうのです。
だから、後半のアクションノリノリの部分はとっても面白いのに、前半の産みの苦しみの話は、ちとつらい。
大体、この「キカイダー」という話は、とってもくらいのだ。
ジェミニという名の「良心回路」を与えられた人の形をしたロボットの話。
おとぎ話なら「ピノキオ」のように、最後は妖精によって人間になることが出来るけど、この物語は「おとぎばなし」じゃないから、最後まで妖精は出てこないし、人間にもなれない。
表現が曖昧なのでちょっとはっきり言えないが人造人間キカイダー・ジローと人間・ミツコさんとのSEXシーンがあるのですよ。
これって、ジローくんに機械式男性器がついているということでしょ?
ちがうのかな?
コレって、いわゆるバイブレータでしょ。(お下品でごめんね)
そこまで、人間のように作ってあるというのは、コレは人造人間を作ろうとしていたんではなく、やっぱり「ピノキオ」を作ろうとしていたんだね。
機械仕掛けの人間。
やっぱり、哀しい物語だなぁ。
悩み苦しむ事ばかりが作中では大きく取り上げられていたが、本質的には、やっぱり「性」の問題になるんだろうなぁ。
まぁ、お子さま向けだからそこを深く突き詰められないのは分かるけどね。
この手のモノ(性)は、やっぱり手塚氏は、ずはりはっきり真面目に描いていたなぁ。
もちろん、石ノ森氏も違う作品では、似たようテーマで描いてはいるけど、そちらはあまりにも直球でいまいち面白くないんだよなぁ。
やっぱ、こころがあって、「愛」があって、そして「性」へと問題が発展していく方が、深みがあるような気がするんだよなぁ。
個人的には、ミツコさんも人造人間であった方が、面白いと思うんだけどね。
ちょっと、安直かな?
事故で死んでしまったミツコさんとそっくりの人造人間を作っていた。
それも、「良心回路」のプロトタイプを組み込んだ、人造人間を。
完璧かと思われたミツコ人造人間にも、欠陥があって四年しか生きていることが出来ない。(「ブレードランナー」のレプリカントは、わざと四年しか生きられないようにしていたけど)
う〜ん、素晴らしい。
いろいろな、ネタを足したような展開だが、まぁ、えぇだろう。
ってな感じでさ。
まぁ、ちぃぃとだけ脱線したけど、モノは良いから、時間があれば最後まで見て欲しいな。
石ノ森ファンには、おすすめ。それ以外の人は、時間があれば石ノ森氏の世界を堪能するためにも見て欲しいね
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