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『無限のリヴァイアス』icon
製作年:1999/製作国:日本/監督:谷口悟朗/原案:矢立肇/シリーズ構成:黒田洋介/撮影監督:白井久男/美術監督:池田繁美
声の出演:白鳥哲、保志総一朗、関智一、桑島法子

(c)サンライズ・テレビ東京

最近、アニメネタがおーいなぁ。

アニメネタが少ないと、前に読者からいわれたからなぁ。

たまには、集中して出さないとなぁ。

えっ、それがいけない。

なるほど。

適当にちらして出せばいいのよね。

しかし、この「ちらし」が難しいんだ。苦労するんだよねぇ。

ほんと。

毎日、ネタを決めるの大変なんだから。

さてさて、今回のネタは、苦労しました。

全部見るのにね。

たるいんだ、何しろ。

いいたいこと、やりたいことは分かるけど、全然形としてまとまっていないから、ちょーつまらない。

前半はね。

後半は、物語の焦点が定まってきたので、なんとか見ることが出来る。

物語は、ひょんな事から謎の宇宙船に閉じこめられて知らない間に悪者にされて、救いを求めて太陽系を逃げ回る少年少女たちのお話。

閉じこめられた空間に500名(たしかこのくらいだったような)の少年少女たち。

大人と呼べる人間はひとりもいない。

そして、唯一の救いのはずの人たちから攻撃を受け逃げ回る少年少女。

極限状態での集団生活。

なのは、よく分かるけど、物語における事件というより、事件の為の物語みたいな展開はちと見ていてつらいモノがあるねぇ。

コレは、まぁ、あくまでもエンタテインメントなので集団行動生理学を元にしたシミュレーションではないので、あーだこーだいいたくはないけど。

ただ、私の見た印象からは、どっちつかずの中途半端な作品に見えてしまっているのよね。

たぶん、物語を牽引すべき視点がしっかり定まっていない事による弊害が最後まで尾を引いているような気がしてならないのよね。

それと、やっぱり「みんな」を描きたかったら、しっかりとしたバックグラウンドを確立していないとダメよ。

行動に対する矛盾があまりにも多すぎる。

とっても簡単なことだと思うのよね。

取り残された少年少女の立場を明確にするためだけなんだから。

例えば、教育機関である学校の存在を明確にする。

どんな学校で、どんなことを教えていたのか。コレがしっかりとしているだけで、ずいぶんと物語を語る上で違う展開になった思うんだよね。

だって、学校って社会の縮図だからね。集団行動における基本的な行動をここで教えているわけだ。

その辺の設定がしっかりしていないから、あの艦内での混乱が、とっても作為的で、つまらないのものになってしまった。

一時的な混乱から、秩序を取り戻した場合、一番身近な社会システムをまずは適用するはず。

だから、この場合「学校」というシステムを模範に作られるはず。

なのに、誰が考えたのか、とってもチープなシステムしか作られていない。

短期的な生活で、その場を凌ぐということでのシステムだと前半は理解しても、その後二回の社会システムは、ちといただけない。

おばかな人間が管理しようとしている分けじゃないのよ。

頭のいい学生さんが作ったシステムなのよ。

卒業後は、軍人さんにもなれる人たちがいて、あの様とは。

とほほほ。

まぁ、未来の世界のまったく違う文化をもった人たちの話だろうから、その辺の細かいことは、適当に流して見ていたけど。

しかし、なぁ。

基本的に悲惨な話は好きじゃないからなぁ。

その手の話になると、なんでそーなるのよ、といいたくなる。

よーするに、いじめるためにイジメキャラが登場し、死ぬために死にキャラが登場する。

それを極力排除して、いかにも極限状態で人間の本性が露呈した結果の事件みたいにしているのだが、根本的な「極限状態」を作ることに矛盾がありすぎて、その人の本性がとってもしらけて見えてしまうのよね。

つらいねぇ、ホント。

ほとんど全ての人間に、事件をおこすための時限爆弾「トラウマ」をもたせ、出来るだけ悲惨な状況を作り出そうとしているのがいやらしい。

せっかく、物語のネタとしては良いモノがあっただけに、すごーく残念な作品。

どーして、もちっとアニメ的な「普通」に出来なかったのかね。

いいたくはないけど、これも「エヴァンゲリオン症候群」かな。


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