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『カウボーイビバップ』 icon
製作年:1998/製作国:日本/監督:渡辺信一郎/原作:矢立肇/脚本:稲荷昭彦、横手美智子、佐藤大
声の出演:山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、多田葵
(c)1998 サンライズ

知らない人がほとんどでしょう。
私も最近まで知りませんでした。

WoWoWで放送されていたアニメです。

しかし、これはめちゃくちゃヒットです。
(売れたという意味のヒットじゃないよ)

久しぶりに「センス」のあるアニメを見ました。

ストーリーもそうですが、音楽からセリフ、演出に至るまでこだわっています。

どーこだわっているかというと、「ルパン三世」なんですよ。

なんの事だかわからないですよね。

これを制作したスタッフは「ルパン三世」が好きだということ。
これは確信が持てる。

なおかつ「ルパン三世」を作ろうしているわけではなく、自分たちの「ルパン三世」を作ろうとしているところにこだわりが感じられる。

そして、そこには初代のルパン三世が言っていた「イキにやろうぜ、粋によ」という言葉が、スタッフに浸透しているような気がする。

センス良くまとめるためにジャズをベースにしているところがいい。

音楽によって世界を統一しているのである。共同作業の中では、とても大切なことです。バラバラになのがちな世界観を言葉でなく、音楽でまとめているのです。

ジャズのリズムに乗って、世界は進行していくのです。

キャラクターは、ルパンファミリーをあえて意識することなく、かといって全く無視しているわけでもないそんな肩の抜けた作りがいいです。

そこにはやっぱり「ルパン」を作ろうとしているわけではなく「ルパン」みたいなおもしろくてセンスのあるモノを作ろうとしているところがいいのでしょう。

つまるところ二番煎じになるところを、前例をしっかり消化して昇華させているのです。「新世紀エヴァンゲリオン」なんかもそーですね。

物語は、だらだらと終わらせることなく、しっかりと終焉を迎えていきます。

とりあえずけじめをつけるべく。

でもルパン三世がそうであったように、彼らは再び集い新たな物語を紡ぎだしてくれることでしょう。

余談ですが、「カウボーイビバップ」のスタッフロールには女性の名前が数多く見受けられます。

そう思ってこの作品を見ていると、男だけではなしえない「創り」が感じられてきます。

男としての「ルパン三世」と女としての「カウボーイビバップ」。
強引かもしれないけど、そんな対局にあるセンスある似たもの同士。

レンタル屋で見かけたらぜひ見てほしいです。

めちゃくちゃおすすめです。
特に「ルパン三世」が好きなら絶対はまれます。


追記

映画「カウボーイビバップ 天国の扉」も抜群です。


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