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『無敵鋼人ダイターン3』icon
製作年:1978〜1979/製作国:日本/総監督:富野喜幸/プロデューサー:渋江靖夫、大熊伸行/原作:矢立肇、富野喜幸
声の出演:鈴置洋孝、井上瑶、水野カコ、北村弘一

破嵐万丈ですよ、破嵐万丈。

ちなみに「破嵐万丈」とは、この「無敵鋼人ダイターン3」の主人公の名前です。

「はらんばんじょう」と読みます。

「機動戦士ガンダム」の富野監督がガンダムの前に作った作品。

この作品の前に「無敵超人ザンボット3」というくら〜い作品を作っていました。

「無敵超人ザンボット3」も傑作です。

で、「無敵鋼人ダイターン3」の話。

スーパーロボットモノなのにユーモアにあふれた作品で、当時としては画期的とでもいうべき作品でしたね

ワンパターンをワンパターンとして楽しみ、できるだけギャグにならないレベルで笑いを作っていった作品

大人が観ても十分に楽しめるスーパーロボットモノになっとります。

なんだろうね、007シリーズを彷彿させるキャラクターたちがいいんだね。

主人公破嵐万丈の周りには、アシスタントと呼ばれる美女が二人。

執事にギャリソン時田という素敵なイギリス紳士。

子供向けとは思えないキャラクターたちでしたね。

基本的には、人類をサイボーグ化してしまおうとする敵と戦うお話になっております。

「メガノイド」というんだけどね。

で、この敵「メガノイド」のトップにドン・ザウサー
その参謀にコロスという女性メガノイド。

で、この二人が、特にドン・ザウサーが主人公破嵐万丈の父ではないのか?という謎?のまま物語が終わってしまうのも凄いです。

コロスは母親?とか。

家族をメガノイドに殺された復讐のために破嵐万丈はメガノイドと戦っているわけですが、メガノイドになること、イコール「人間の死」ととらえると、何となく敵方のトップはご両親?って思えてくるのですよ。

で、最後には主人公があっけないほど簡単(打ち切りになったのか思えるほど)に敵のボス二人を殺すのです。

その時「僕は嫌だ」といっているんだよね。

コロスの死んでいる姿を見て。

どんな意味があったんだろう。なんて思うわけです。

何が嫌なんだ、と。

そして、破嵐万丈は、どこかへ行ってしまうのです。

このラストがとっても素敵なのよ。

アシスタントの女性二人と仲間の子供が万丈の屋敷から出ていき、最後にギャリソン時田がでていく。

屋敷の前のバス停でギャリソン時田が「無敵鋼人ダイターン3」のテーマソングを口ずさんで、バスに乗って去っていく。

なんともすばらしい余韻を残すラストなんでしょう。

この作品があったから「機動戦士ガンダム」が生まれたといっても過言ではないでしょう。

「無敵超人ザンボット3」「無敵鋼人ダイターン3」「機動戦士ガンダム」といった流れで物語は作られていくわけです。

実にすばらしいスーパーロボット作品です。

機会があったら是非観て欲しいです。

「無敵超人ザンボット3」「無敵鋼人ダイターン3」「機動戦士ガンダム」ついでに「勇者ライディーン」を観ずして富野監督のことは語れません。

って、だれも語る必要ないか。

まぁ、楽しい作品だということは間違いないです。




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