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『R.O.D THE TV』icon
製作年:2003/製作国:日本/監督:舛成孝二/演出:平光琢也/原作:倉田英之/脚本:倉田英之/シリーズ構成:倉田英之
声の出演:斎藤千和、平田宏美、菊池祥子、雪乃五月

と、いうわけで「神秘の世界エルハザード」のOVAからTVシリーズへとなったネタを書いたので、同じようにOVAからTVシリーズになったアニメのネタをひとつ。

これは、OVAを見ていない人を全く無視した、というよりTVでこの作品を見る人は、OVAで知っている人だけだろう、といった感じでつくられていますねぇ。

もしかして、これって深夜帯で放映されていたのかなぁ。

と、言うことでこれは、すごく良くできていました。

前作に当たる「R.O.D」の続編です。

思いっきり続編です。

と、いうかそうだとは全然思っていなくて見たので、すごくビックリです。

だから、ホント前作を知らないとちょっと物語についていけないところがあります。

まず、主人公はTVシリーズから三姉妹の「紙使い」になりました。

で、この三姉妹が香港で探偵業をやっていて、日本から来る作家のコーディネートを頼まれるのですが、この作家が前作の主人公の知り合いという話なんですね。

で、これをきっかけにいろんな事件が発生して、後半は前作の主人公もでてくると言った感じです。

で、すごいのは前作では物語的に「善」であった大英図書館が「悪」の立場になっていること。

これは、なかなか良かったですよ。

まさにめっけもんって感じでしたね。

前作もそうだったけど、オープニングもいい感じだし。

なんかスパイ映画ぽいかんじたなんだよ。

だから探偵業とかといわず、スパイモノとして続編が出来てもいいんじゃないかと思うのね。

まぁ、今回はすごくしっかりとした物語が一本あったので、その流れからあまりはずれることなく最終回を迎えてしまったのだけど、十分続編が出来てもいい感じではありました。

様々な謎が、いい感じで物語を引っ張っていっているので全然飽きないし。

さわやかハッピーエンドだというのもポイント高いです。

キャラクターも嫌みにならない程度にたっているし。

お約束の展開すら、うんうんって感じで許せるし。

やっぱり「悪」は「悪」として描かれているのがいいんだよね。

それも前回は「正義」だった人たちが「悪」になるんだから、徹底していないとすごくくだらないモノになってしまう。

信ずるべきモノが違うだけで、見方が変わるだけで、「善」と「悪」という認識の違いが生まれるという部分を含みつつ、きっちりと私たちはひどいことをしていると認識させている部分も残しているのがいいね。

人の理性による基本行動が「善」であるならば、「理想」とする世界が「善」の行動規範からはずれていた場合「理想郷」は「悪」である。という単純な部分がいい感じで描かれているのよ。

これを意識してやっているとすごいなぁと思うんだけどね。

まぁ、難しいことをちょっとだけ書いたけど、これはOVAからTVシリーズと通して観る価値はありますよ。

キャラクターの画に抵抗がなかったら是非ご覧下さい。

結構、ハマると思いマスです。




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