| ――序章
私の名はKIRIKO。
パイオニア2に乗るハンター。
惑星ラグオルの移民計画「パイオニア計画」に参加した私を待っていたのは、冒険だった。
先遣隊「パイオニア1」が待つ惑星ラグオルについた我々「パイオニア2」の移民船のみんなは、長旅の終演に喜んでいたのも束の間、ラグオルにあるセントラルドームが突如爆発した。
これにより、我々移民団は目的地を目の前にして移民宇宙船の中で待つことになったのだ。
そう、セントラルドームで何が起きたのか。
いや、惑星ラグオルで何が起きたのかを知るために。
しかし、事態はわたしが考えていたほど甘くはなかった。
パイオニア2には、ラグオルを調査するだけの充分な人材、特に軍人の数はパイオニア2を警備する必要最低限の数しかいなかった。
そこで、パイオニア2の提督は、民間から腕の立つ者をハンターとして雇い、惑星の調査を極秘裏に開始した。
そして、私もハンターになったのだ。
――第一章 「はじめての冒険」
私の名はKIRIKO。
ハニュエール。
ハニュエールとは、ハンターのニューマン(女)を総称して呼ばれている呼称だ。
ニューマンとは、バイオテクノロジーによって生み出された新人類である。ヒューマンの能力を遺伝子工学的に増幅させた、いわば亜人類である。
ハンターになった私は、早速、おなじハンターが集うロビーへと行く。
ハンターが集まるロビーは、いくつかある。私がはじめていったロビーは、JP所属のShip「エラーラ」の中の一つ。
ロビーは、閑散としていた。
私が訪れた時間が良くなかったのだろう。話に聞くと時間や曜日によっては、JP所属のShipにいくことは出来ないらしい。
私は、しばらくロビーで人が来るのを待つ。
そんなに、待つことなく人が現れた。私は、早速声をかけるが、逃げられてしまった。
言葉が通じなかったのか? もう少し友好的に話しかけ方が良かったのか? いろいろとコミュニケーションの失敗について反省していると、再び人が現れた。
今度は、失敗しないぞ。と、思っていると向こうから声をかけてきた。
はやい。
言葉を登録しているのか。私が「こんば」まで言語回路に命令を与えているところで、いきなり「お一人?」と聞いてきた。
すぐに、命令変更。
「はい」
こうして、私はフォマールのSKIN(仮名)と出会った。
フォマールとは、フォース(いわゆる魔法)を使えるヒューマンの女性のこと。
SKINが現れた後、続々とロビーに人が現れた。
次に仲間になったのは、レイキャシールのROD(仮名)。
レイキャシールとは、女性型のアンドロイドのこと。
フォースは使えない。ちなみに私は使える。
この後、何人かに声をかけるが、なかなか一緒にラグオルに降りる仲間が見つからない。
ハンターの基本は、四人で行動するのだ。
別に一人でも二人でもかまわないのだが、人数が多い方が心強い。
結局、わたしたち女性?三人でラグオルに行くことにした。
そして、事件が起きた。
――つづく。
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