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――第二章 「驚愕」
いつものように、ラグオルへ降りる前に戦う準備をする。
手持ちのアイテムを確認し、いるモノといらないモノを選り分ける。
準備をしていると、フォマールのティナ(仮名)がアイテムをロビーに置きだした。
「私では使えないので、みなさん欲しいモノがあったらどうぞ」ティナ
「わーい」私
別に、喜んだのは私だけではないことをここに記す。
ティナがくれたアイテムはなかなか魅力的だった。
特に、私のようにレベルの低い者にとっては、とってもありがたいものだった。
それでも私は、ティナからうけとったのはテクニックのグランツだけだった。
後は、今の私には使えないし、後々のためにとって置いても良かったのだが、別段とっても欲しいモノではなかったからだ。
「もう欲しいモノがなければ回収しまーす」ティナ
「ありがとう」私
「ありがとうございます」リサ
「蟻画党」マーサ
? なに党?
あっ、ありがとう、ね。
マーサったらおちゃめさん。
というより、なんだか変換した文字そのままって感じ
ほんとにバカなのよね、この言語変換装置って。
つくづく思うわ。
準備が整った私たちは、マーサの一言で遺跡へ降りることになった。
ベリーハードで遺跡。
いきなりラストステージ。
前回、ラストのボスまで時間切れでいけなかった私にとっては、願ってもないこと。
しかし、ベリーハード。
ちょっと心してかからないと。
私は、転送装置に走っていくと、深呼吸を一つしてラグオルに降りた。
遺跡の最初の部屋にはいる。
いきなりディメニアンに襲われる。
速い。
そう。ベリーハードの敵は、速くて強い。
うかうかしていると、私などは瞬殺される。
ティナとリサは、私たちの防御能力と攻撃能力を上昇させるテクニックを使った。
これで、少しは楽になる。
が、やっぱり私のレベルでは歯が立たない。
まったくと言うことはないが、相手の足を止めるのが精一杯。
私は、ドラゴンスレイヤー(大剣。ガッツ仕様とでも言いましょうか)をエネミーにたいして振り回す。
かよわい女の私にとっては、少々取り扱いが難しいがちまちまと一匹一匹相手にはしていられない。
もちろん、好きが大きいので反撃も食らいやすいが、フォマール二人が私たちを守ってくれていた。
マーサも積極的に攻撃を仕掛け、フォマール二人もサポートメインと言うより、攻撃メインになっている。
みんなで戦えば怖くない。
とりあえず、はじめの戦闘で私が思っていたほど足手まといにならないとわかった他の仲間は、積極的に遺跡の奥へと突き進んでいった。
――つづく。
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