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――第二章 「リコに会いたい」
マーサ(仮名)と二人っきりの戦い。
お互いに、自分のことで精一杯という感じ。
気がついたときに、お互いを助けてはいるが、やっぱりいつもよりは余裕がない。
このまま、最後まで持つのだろうか。
神は、私たちのことを見捨ててはいなかった。
美女二人。このまま死んでしまうわけにはいかない。
ハンターのアッシュ(仮名)が助けに来てくれた。
一人より、二人。二人より三人。
そう。万能選手三人が集まれば、とりあえず怖いモノはない。
今までの苦労が嘘のような展開。
一見バラバラの三人だが、しっかり自分の役目を果たしている。
わたしも微力ながらチームの役に立っている。
数々の強敵を倒し、私たちは最後のボス。ラグオルの悪夢の元凶がいる近くまで来た。
再び、私たちの思いが天に届いたのか、この土壇場に
なってまた一人仲間が増えた。
今度は、フォニュエールのリンダ(仮名)。
レベル的には、私よりも低い。
しかし、一人でも多い方が、戦いは楽になる。
ダークファルス。
最後のボス。
パイオニア1の住民をすべて死に追い遣った元凶。
私たちは、そこへ行く転送装置の前にいた。
「これからラスボスだけど本当に行くの?」アッシュ
私とリンダに聞いてきた。
そう。どうひいき目に見ても苦戦するのは明らかだった。
そして、このチームには戦いを助けてくれるフォマールもフォニュームもいない。
アッシュは、自分が大変だと言うこと以上に、私たちのことを心配してくれているようだ。
それを知ったのは、彼の言葉だった。
「経験が欲しいから」リンダ
「リコに会いたい」私
「やる気だね、みんな」アッシュ
アッシュは、そういうと一度ロビーに戻って、少しでも私が生きて戦えるように補助アイテムを持ってきてくれた。
「これを使うといいよ」アッシュ
「ありがとう、アッシュ」私
私は、アッシュがくれたアイテムを装備し、転送装置の前に行く。
そう。
私は、リコに会いに来たのだ。
「赤い輪のリコ」科学者であり、優秀なハンターのリコ。
パイオニア2の総督の娘。
私は、リコを探していたのだ。
リコを見つける。
パイオニア1の住民がすべて死んだと言われていてもリコだけは生きている。
そう信じて、私はラグオルに降りてきたのだ。
私の名前は、KIRIKO。
ハニュエールのKIRIKO。
私は、リコを助けたい。
いや、せめてリコが生きていることを確かめたいい。
そう思いここまで来たのだ。
そして、私はみんなが待つ転送装置へと足を踏み入れた。
END
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