――第一章 「ロスト」
私と、フォマールのSKIN(仮名)、それにレイキャシールのROD(仮名)の三人は、ラグオルに降下すべくチーム登録をすることとなった。
チームリーダーは、フォマールのSKIN。
彼女は、ギルドカウンターでチームを作成すると、そのままラグオルへと転送していった。
続いて、RODの「お先に」と言う言葉をもらった私が転送した。
登録ロビーから、ハンターギルドのカウンターがあるロビーへと転送した私が待っていたのは、SKINの最後の言葉だった。
SKIN「いらっしゃい」
そう。この言葉を残したまま、SKINは、いなくなってしまった。
間髪入れずに、RODが転送してきた。
と、おもったらまたどこかにいなくなってしまった。
私は、ひとりギルドカウンターの前でたたずむことになってしまった。
しばらくして、RODが転送してきた。
ROD「ここに来たと思ったら、また上のロビーについてた」
私「そう。SKINも来たときは、いたと思ったのに、今はどこにもいないの」
ROD「……ほんとだ」
RODは、先ほど交換したギルドカードを使って、SKINを検索していたのだ。
ROD「ロストしちゃったのかな」
私「・・・・・」
わたしたちは、ロスとしたと思われるSKINをしばらく待つことにした。
私「一度、上に戻ってみる?」
ROD「そうだね」
受付ロビーに戻ったわたしたちは、やはりSKINの姿がどこにも、それこそどのShipにも所属していないことを確認するだけだった。
そう。彼女は、消えてしまったのだ。
ロスト。
それも、事故で。
よくある話だとは聞いたことがある。
しかし、いざ目の前で起きると、自分じゃなくて良かったと思ってしまう。
故意に、ロストする不届き者も中にはいるが、今回は明らかに事故だった。
私「仕方がないね。先にラグオルに行ってよう」
ROD「そうだね。後から来るかもしれないし」
出発の前に、もう一度ロビーにいるハンターたちに声をかけてみる。
誰も、一緒に行ってくれる者がいない。
結局、二人だけでラグオルに行くことにした。
だが、SKINが登録したチームは既になく、私が改めてチームを作ることになった。
ギルドカウンターで再びRODと再会すると、まずはラグオルの地表へと旅立つ。
ROD「森?」
私「もり」
わたしたち二人は、ラグオルの森へと転送装置に乗り降下していった。
――つづく。
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