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――第一章 「フォニューム登場」
ドラゴンを倒し、意気揚々と戻った私たちの前に、また新たな仲間が加わった。
フォニューム。彼は、まるでピエロのような格好をしたフォース使いだった。
彼の名前は、ピエロ(実は名前を忘れた。ごめん)。
ピエロは申し訳なさそうに声をかけてきた。
彼が何を心配しているのか、わからないが、我々はウェルカムであった。
しかし、これでパーティーは揃った。
いよいよ、ラグオルの地下へと進入するにあたって、仲間は多い方がいいに決まっている。
新しく仲間に加わったピエロとの挨拶もそこそこに、私たちはラグオルの地下へと転送した。
マグマが所々吹き出す、暑苦しい洞窟を私たち四人は果敢に突き進んだ。
仲間の数は、たしかに増えたが戦いは楽にならなかった。
一つには、敵も地表のエネミーに比べて強いと言うこともあるが、仲間になったのはどちらかというと戦闘よりも補助を得意とする面々だった。
もちろん、強力なテクニックは所有しているが、それだけでは、やはり勝てない。
そして、地下洞窟に入ってから初めて仲間が死んだ。
ピエロは、敵の攻撃を二、三発くらってあっけなく死んだ。
すぐさま、フォマールが復活させたが、それ以降もピエロには手助けが必要となった。
今までは、結構好き勝手に戦っていた私も、仲間が敵に襲われていないか確認しながらの戦いとなった。
そう。ピエロのレベルでは、ここの敵には少々荷が重かった。
彼も、はじめからそれは気になっていたのだ。
そして、だいぶ地下深くまで突き進んだ頃、彼は言った。
「足手まといになってない?」
「そんなことないよ」とみんなに励まされるピエロ。
そう。足手まといにはなっていない。
それは、事実だ。
彼の不安をよそに、私たちは地下水道にいるお化けムカデのような敵を倒すべく転送装置に乗った。
――つづく。
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