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――第一章 「別れ」
坑道エリアのボス、ボル=オプトの攻略は、たぶんラグオルに生息するボスクラスのモンスターの中では一番倒しやすい相手だ。
私たち四人は、苦難を乗り越えてボル=オプトが待つコンピュータルームへの転送装置の前に到着した。
転送装置へと続く部屋で最後の雑魚を倒した私たちは敵が落としていったアイテムを回収してまわる。
その中に「メギド」があった。
即効性の毒をもった煙をはき出すことが出来るテクニックだった。
すでに私はもっていた。
他のメンバーは、誰も持っていなかったが、ROD(仮名)はテクニックが使えないので受け取らず、ピエロはたぶん遠慮したのだろう、受け取ることはしなかった。
結局、SKY Mk2(仮名)がもらうことになった。
だが、SKY Mk2はロビーにいて自ら「メギド」を取ることはできなかった。
ボスとの戦いの前に、自分たちの装備を確認し、SKY Mk2はアイテム補充のためにロビーに戻っていたのだ。
SKY Mk2の代わりにRODがうけとった。
そして、私もボス戦の前に束の間の休息をとる。
「ちょっとトイレ」私
私は自らの生理現象の終息へ求めて部屋を後にした。
再び仲間の所に戻った私は、ピエロがRODにこの戦いの後、疲れた体を休めるべくラグオルから引き上げる旨を伝えていた。
そう。
私自身、ラグオルに降りてからかなりの時間がたっていた。
一度、ラグオルをはなれるのも良いかもしれない。
SKY Mk2がロビーから戻り、私たちは転送装置にのった。
SKY Mk2は、出発する私たちに向かっていくつかのテクニックを使った。
攻撃力と防御能力を上げるテクニックを使用したのだ。
準備万端。
ボル=オプトとの戦いは、あっけなかった。
今までの戦いで、私たちはずいぶんと経験を積んでいた。
その成果が現れたのだろう。
一人も倒れることなく、ボル=オプトを倒した私たちはロビーへと戻った。
エネミーから回収したアイテムを各々処分し、再会の約束をするとそれぞれ自らの住まいへと帰っていった。
私も、何となく後ろ髪を引かれる思いであったが、一度帰還することにした。
そう。
まだあいつに会っていないのだ。
「ダークファルス」に。
リコの姿を見ていない私は、次こそリコを助け出そうと心に誓うのであった。
――つづく。
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