これは、たぶんギャング映画なんだろうなぁ。
50年代のギャング映画。
宣伝用のポスターとかビデオのパッケージを見る限りでは、そう思える。
いい雰囲気をかもし出しているのです。
キム・ベイシンガーも、ナイン・ハーフの頃と比べると、単なるお色気バカから脱却したように感じられる。
役どころは高級コールガールなんだけど、影をというより過去を背負った女としての存在感がとっても良かった。
ラストの別れのシーンも好感が持てる。
とっても良い役をもらったって言う感じです。
この映画、ギャング映画と書いときながら言うのもなんなんですが、刑事ドラマです。
「アンタッチャブル」の部類はいるのではないでしょうか。
ギャングたちと戦っている刑事たちのドラマ。
いやー、いいですよーこの映画。
時代設定がちょっと古いので、雰囲気が好きになれないと駄目かもしれないけど、しっかりとキャラが立ったドラマなので、とっても面白いです。
キャラの設定だけを使って、TVドラマが作れるのではないかという感じ。
まぁ、悪く言えば映画である必要性は、あまりないかな。
単発のTVドラマだと言われても納得してしまう感じ。
別にクオリティが低いとか、低予算だという雰囲気があるということをいっているのじゃありません。
昔の映画のように、と書くと語弊があるかもしれませんが、しっかりと派手な演出を使うことなくドラマに重点を置いているのです。
男と女、男と男の友情。
てんでバラバラに生きている三人の男達。
いろいろな物語が、錯綜する前半。
それが、終わってみるとしっかりまとまっている。
交わることなどないと思っていた糸が、いつしか交わっているドラマの展開は、素直に見ていればすんなりと、考えてみているとアレレ?と言う感じで絡んできます。
不思議と、恩着せがましく感じない。
TVドラマでは、ここまで雰囲気をかもし出すのは無理だと感じる空間。
なんだか、言っていることが違うと感じている方、それは違いますですよ。
とりあえず見ていただければわかります。
三人の男達のドラマに感動してください。
感動と書きましたが、間違ってもお涙ちょうだいの映画ではありません。
不思議な感覚の映画です。
退屈と感じてしまう前半からあれよあれよと物語がテンポ良く進んでいく後半。
映画を見たいな、なんて思ったときに手に取ってみるといいかも。
見終わった後、やっぱ映画って良いよね。
そんな言葉素直に出てくる映画です。
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