いやー、みんなが「いい、いい、いい、いいぃぃぃ」というからいいんだろなぁ、という漠然とした思いのままDVDを買ってしまいました。
だって誰もビデオ貸してくれないんだもん。
わたしって友達いないのかなぁ。
でね、レンタルでもすれば良かったんですけど、ほら今PS2のおかげでDVDのセールやっていたりするんですよ。で、安かったから買っちゃったんですね。
とりあえず、映画は大画面で見なければだめだね。
うちのTVモニターもでかいんですよ、そこそこには。それでも劇場にはかなわないですからね。
ジェームズ・キャメロンはすごいね。
こだわり方がすごい。
沈みゆくちっちゃな人間までちゃんと演技している人を合成して、人、人、人、人、人のオンパレード。
SFXもホント進歩したよなぁ。
多少ライティングのあらが見えていて合成だとわかってしまうときがあるけど、そんなのはホントあら探ししないとわからない程度だからなぁ。
でね、おもしろかったですよ。長いのに全然時間が気にならなかったですから。つまらないのは、ホントいつ終わるんだろうと時間ばっかり気になってしまうからね。
テンポがいいんだよね。全然だれていない。
そのあたりは監督さんがアクション映画で培ったリズム感がいきているんでしょうなぁ。
さてさて肝心の内容ですが、ファンタジーです。最初は単なる恋愛映画だと思ってみていたんですけど、とってもファンタジーな恋愛映画でした。
なんかリアリズムの対極にある、というかリアルにすることで生まれいきてくる内容でしたね。
タイタニックという使い古されて錆び付いて腐敗飽和され陳腐になった題材を、キャメロンさんはとってもファンスティックな映画に仕上げる努力を、出資者に対して行ってきたのではないでしょうか。
それは、完全リアリズムの「タイタニック」を作り上げましょう、と。そーすれば話題で人を呼べます、と。
感動的な話は、見た人が多いので今更語る必要もないでしょう。私も一回しか見ていないので、細かい部分は見落としていると思うのでストーリーについてはあまり語りません。
でもなんでファンタジーだと感じたかというと、登場人物の設定がそんな感じだったからです。
もともと映画を見る場合、映画自体がフィクションでありファンタジーなんですが、リアリズムをうたった映画に虚構を持ち込むというはとっても大変なことなんです。
あら探しをする人はどこにでもいるし、そーでなくとも下手な嘘をつくと普通の観客も興ざめです。
「タイタニック」については中途半端に資料が残っているので、なにが大変かというと、リアリティを出すのが大変なんです。
主人公の二人は、どの資料にも載ることのない巧みな設定で、逆に私なんかは「あぁ、なるほどね。ファンタジーにしたいのね」という印象を受けたんですよ。
だから、最後びしっとおばあちゃんに宝石を身につけたままタイタニックの沈む海に飛び込んでほしかったです。
生きる事を義務づけられたローズは、生きることが愛のあかしとなり、最後は愛する者と一緒にいることを望んだ。
なんて終わり方が一番ファンタジーぽいよね。
そーすると最後の大団円だかカーテンコールだかがとっても素敵なシーンになるのに。
DVDを買って損はなかったかな。
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