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『スフィア』icon―(洋画)―
原題:SPHERE/製作年:1998/製作国:アメリカ/監督:バリー・レヴィンソン/製作:マイケル・クライトン/原作:マイケル・クライトン
脚本:スティーヴン・ハウザー/撮影:アダム・グリーンバーグ
出演:ダスティン・ホフマン、シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソン、ピーター・コヨーテ

う〜〜〜ん、期待していなかっただけにおもしろかったぁ。

同じように期待していなかったけど、面白くなかった「イベントホライズン」の例があるから、期待値による相対的なおもしろさではないのだろうなぁ。

シャロン・ストーンもだんだんアップに耐えられなくなってきたなぁ。

この映画、謎の物体の「謎」の部分がメインストーリーかと思いきや、全然違いましたなぁ。

そこが良かったのかも。

海底に沈んだ謎の円盤UFOの調査に向かった民間の研究者たちが、見た物は、謎の物体だった。

それがタイトルにもなっている「スフィア」「球体」のこと。

円盤(厳密には円盤ではない。ただUFOイコール円盤と言うのはお約束だからね)の謎は、あっけなく物語の核心からはずれる。

円盤の正体は、未来から来たアメリカの宇宙船。

なぜ未来から来たのかは、ブラックホールの一言で解決。

問題は、謎の物体スフィアに向けられる。

なのに、スフィアの調査は、ろくにされない。

みんな推測だけで終わらしてしまう。

冷静に見ていると、おいおい、と突っ込みたくなるが調査員を襲う様々なトラブルが、そんなことを気にさせてくれない。

いい感じのテンポで物語は進んでいきます。

良くできていたのが、残り三人になってからの話の展開。

「遊星からの物体X」もこのくらいうまく作ってくれていたら、名作になったのに。
ちなみに「遊星よりの物体X」ではないので間違えないように。

スフィアの正体は、分からないのだが、スフィアが持つ特性を理解した研究者達は、今の状況を作り出した犯人を探し出す。

スフィアは、考えたことを現実にする力を与えてくれる。

「スフィア」で良かったのは「好き」よりも「嫌い」という思いの方が強いと言うこと。
ポジティブよりネガティブの方が、意志気圧が高いと言うこと。

よって、研究者達は、自らが作り出した恐怖に襲われることになるのです。

ちなみにラストはハッピーエンドです。

後半のスピーディな展開は、とっても楽しめます。

だれだっ、だれだっ、だれだぁぁぁ、という感じで、お互いを疑い始めるあたりは、いい感じです。

ありきたりなストーリーですが、臨場感を持たせて、観客にも「?」を感じさせるのは、脚本が良くできているからでしょう。

最近のSF映画の中では、良くできている部類ですね。

「イベントホライズン」を見るなら、こっちを見た方が全然いいね。

ありゃぁ、時間の無駄だった。


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