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『エルム街の悪夢』icon―(洋画)―
原題:A NIGHTMARE ON ELM STREET/製作年:1984/製作国:アメリカ/監督:ウェス・クレイヴン/製作:スタンリー・ダデルソン
脚本:ウェス・クレイヴン/撮影:ジャック・ヘイトキン/音楽:チャールズ・バーンスタイン
出演:ヘザー・ランゲンカンプ、ジョン・サクソン、ロニー・ブレイクリー、ロバート・イングランド

きのうの「スフィア」を書いているときに決めていたお題。

「エルム街の悪夢」。

さいこー。

始めて日本に公開されたのは、私の記憶が確かなら東京国際ファンタスティック映画祭。

いやー、このとき見に行きたかったんだけど、何故か見に行けなかったんだよなぁ。

前評判は高くてさ、見たかったんだよなぁ。

この当時は、スプラッター映画全盛の頃だったから、スプラッターではないまともなホラーとしても評価されていたなぁ。

夢という、不条理で何でも有りの世界を「悪夢」と「フレディ」というキーワードでうまくまとめた良作。

シリーズのほとんどすべてを見たけど、やっぱり一作目が一番良いね。

夢の中で起こったことが現実になる。それも良い夢ならいいんだけど「悪夢」とあってはたまらない。

夢の中で死ねば、現実でも死ぬ。

そして、夢の中に存在している「悪夢」が、自らの意志を持って、自由自在に夢を見させることができるとあっては、もー大変。

そのあたりの演出がサイコーにうまいです。

眠ると死んでしまう。

しかし、人間様は寝ないと生きていけない。

でも、生きるためには寝てはいけない。

う〜〜ん、いい感じ。

この一作目は「フレディ」の存在そのものに意味がありました。

「フレディ」が登場しているシーンは、夢世界という図式が、後半の展開をいい感じにもっていきます。

見ているこちらも「フレディ」が出ている、イコール夢の中なのだという認識が自然と生まれてくる。

「フレディ」が、正体を現す前は、夢独特の不条理感で「夢」の世界を演出して、「フレディ」登場後は、夢の不条理感を無理に出さなくなります。

そう「夢」の世界が「フレディ」の登場と共に「現実」にかわっていくのです。

そして、夢の中にいる人間はフレディによってどんどん追いつめられていく。

出口のない夢の中。

最後、主人公の女の子はフレディと対決します。

結果、やっつけるのですが、コレが何ともあっけない解決方法。

夢ならさめてしまえば、ただの「夢」に終わる。

「夢」を「現実」と認識してしまう私たちに問題がある。

そう結論づけて「フレディ、あなたは夢なのよ」で終わらせてしまう。

なんと、すばらしい。

まさに「夢落ち」。

しかし「エルム街の悪夢」の良さは、「夢の迷宮」をとことんこだわっているところ。

こんなに簡単には、終わらしてくれない。

だって、続編が作られているんだからね。

いやー、ほんとのラストは、いい感じです。

フラッシュ・ゴードン」のラストも良かったけど、このラストも好きです。

普通のホラー系の映画やサスペンス系の映画でも似たようなラストはいっぱいありますが、この映画のラストは、ほんとはまってます。

そーそー、話は変わりますが、この映画で「ナンシー」という始めに殺されてしまう女性が出てくるのですが、このナンシーさん「13日の金曜日」にも特別出演しているのです。

何作目のジェイソンだったか忘れましたが、いつもの湖に訪れたサマーキャンプの子供達の中に登場しているのです。

夜、悪夢を見て泣いている子供がそうなんですが、私思わずこのシーンで笑っちゃいました。

劇場で見ていたんですが、いやー、いけてます。

是非、この映画を見た後はジェイソンくんを見て欲しいなぁ


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