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『大巨獣ガッパ』icon―(邦画)―
製作年:1967/製作国:日本/監督:野口晴康/企画:児井英生/原案:渡辺明/脚本:山崎巌、中西隆三
出演:川地民夫、山本陽子、桂小かん、小高雄二

がっぱぁぁぁあ。

がっぱ〜ぁぁあぁぁああ。

がぁぁぁぁぱぁぁぁぁ。

私、ガッパのタイトルって「親子怪獣ガッパ」だと思っていました。

小学生の頃にTVで見ていらい見てないから、すっかりしっかりちゃんとしたタイトルなんて憶えていなかったのですよねぇ。

まぁ、憶えるつもりもなかったんだけどね。

昔、見たときはあまりのくだらなさにTV切った思いでだけがあって、改めて見直すのには、少々努力がいりましたなぁ。

で、見て思ったのが、けっこういけてんじゃんガッパ。

コレのどこがそんなにくだらないと思ったのか、不思議なくらいラスト近くまで楽しめちゃったりしました。

いやー、忘れていたよ、あのラストシーン。

厳密には、ラストじゃないんだけどね。

それまではとってもいいですぜ、ガッパ。

南海の島にいる伝説の怪獣。

その名もガッパ。

ガッパが登場するまで、一時間はかかっているんじゃないかという、少々退屈な引き。

しかし、この引きがいいねぇ。

コレだけひっぱといて、出てきたのがあのガッパだもんなぁ。

やっぱりちょっと幻滅してしまうぜ。

まぁ、ストーリーを簡単に説明すると、子供を連れ去られた親ガッパが子ガッパを連れ戻しに来るハートフルモンスターパニックムービーなのです。

このハートフルな部分がくせ者です。

であえっであえっっ。

みたいな感じかな。

まぁね人間様はとっても偉くて、拉致したくせに偉そうに親ガッパに子ガッパをかえさなくちゃ駄目だと言ってかえしてやるんですよ。

そして、ガッパというのは、羽がついていてお空を飛べるのですが、子ガッパは親ガッパのようにうまく飛べなくて、親ガッパが子ガッパに飛び方を教えてあげるんですねぇ。

ここがこのガッパのハートウォーミングなシーンなんですが、これが、もーー、いきなり実相寺の世界で、たまりませんなぁ。

見てられません。

このシーンがなければ、私はこの映画に70点を付けちゃいましょう。

怪獣のデザインのまずさと、特撮のせこさでちょっと点数が低いのですが、私的には許容範囲です。

しかし、アレはいけません。

飛び方を教えてしまっては駄目です。

子供にヒューマニズムを語らせるのも駄目です。

そして、科学者は科学者らしくマッドサイエンティストでなければいけません。

やっぱり怪獣映画には怪獣映画の王道が存在するのです。

くだらないお子さま向けの怪獣映画ほどつまらないモノはありません。

ゴジラを見てみろっ。

あんなにんなっちゃうんだぞ。

さいてー。

さぁ、みなさんも楽しくガッパを見ましょう。そして、ガッパと一緒にお空を飛びましょう。

えっ? 飛べない。

しょーがないなぁ、ちゃんとガッパに教わンなさいよ。



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