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『シックス・センス』icon―(洋画)―
原題:THE SIXTH SENSE/製作年:1999/製作国:アメリカ/監督:M・ナイト・シャマラン/製作:フランク・マーシャル/製作総指揮:サム・マーサー/脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:タク・フジモト
出演:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント、トニー・コレット、オリヴィア・ウィリアムズ

「シックス・センス」。

まぁ、知らない人はいないと思うので、あえてネタバレ的な話を。

だから、見てない人は、あまり読まない方がいいかな。

仮に読んでしまっても、私に文句を言ってこないように。

さてさて、中身の話。

のっけから、この映画は、見る人をだますために制作されています。

それも、そのだまし方がえげつない。

映画「スティング」みたいにスマートじゃないんだよな。

わたしは、ビデオで見たから劇場公開時がどうだったか知りませんが、冒頭でブルース・ウイリスのコメントが表されているんですね。

この映画を見ても、絶対に話のことを見ていない人に話してはいけないと。

そのおかげかどうか分かりませんが、わたしは「シックス・センス」の内容をビデオを見るまで知ることはありませんでした。

しかし、私は、ここでその禁を破ってしまうのです。

ふふふふ。

なんていけない人なの、わ・た・しって。

もーね、あのコメントと、ブルースくんの家に男が侵入してブルースくんが銃で撃たれたときシーンとで、この映画のやろうとしていることが分かってしまいました。

だから、よけいなんだよな、あのコメントは。

で、私はこの映画を見ている間、ずっと、あの少年以外の登場人物とブルースくんの絡みのシーンを注意深く見る羽目になってしまいました。

最後まで、見て思ったことは、あえてブルースくんと少年以外の絡みのシーンをつくる必要はなかったのでは? と思ってしまうのです。

で、やりすぎなのが、奥さんとのレストランでの待ち合わせ。

あのシーンだけは、絶対にいただけない。

何がいけないって、奥さんが一度ブルースの方を見るのです。

あのワンカットが、もー台無し、ってかんじ。

伝票をとろうとするシーンは、許せるけど、あの伝票にサインしているシーンで、意味不明の顔を上げて、さもブルースくんを見ているような演出は、もーーー作為的すぎて許せません。

唐突に、結婚記念日のことを話ながら登場するシーンも、それ以前にカレンダーかなにかで、印を付けて置いたあるのを見ているシーンとか、なんやかんやあればすんなりはまったのに。

少年のお母さんと向き合って座っているシーンも、少年が運ばれた病院で母親とお医者様が一緒にいるシーンも、全然不満はありません。

少年が、ブルースくんの事務所にいてお話をするシーンも説明不足ですが許せます。

あれもなぁ、ワンシーンでもいいから「僕はいつもここにいるから困ったことがあったら来るといい」くらいの会話と、その事務所に一緒に行くシーンを入れておけば、万事OKなのに。

もー、あのレストランのシーンだけのせいで、一流から一・五流の映画になってしまいました。

あぁ、コメントもマイナス要素だから、二流だな。

あのコメントは、一番最後に入れるべきだよ。
ラストシーンとテロップの間にね。

ブルースくんは、少年とだけの演出でも、いやかえってそれだけの方が見ている人は、納得できるんじゃないかな。

無理に、回想シーンを入れる必要はないし。

「なんだよ、いきなりアレかよ」なんて意見を言いそうな人は、いそうだが、でもねも
う一度見返してみると、彼は少年以外と話していないし、人混みにいてもバスに乗っていても彼はいつも少年と一緒なのなのよ、と。

少年がいるから彼は存在していられるのよ。

みたいな感じてもいいんではないかな。

まぁ、この世界に未練があり、自分の存在意義と自分のことをよく知ってるという設定でもいいかもね。

見ている人だけが知らないと言う感じで。

それこそ少年すらそうだとは思わなかったって感じでも。

あぁ、でもそれじゃ「シックス・センス」にならないな。

やっぱり、あの奥さんとのレストランのシーンだけを何とかして欲しかったなぁ。



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