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『真夏の夜のユキオンナ』icon
著者:大山玲
講談社 (ISBN:4-06-334926-8)

ふぅあぁぁぁ。

ねむい。

何でこんなに眠いんでしょう?

さてさてさて、さっそく「真夏の夜のユキオンナ」の話でも。

マンガです。全四巻。

タイトル見るとホラーな感じですが、全然ホラーじゃありません。

どっちかってぇと、夢枕獏の小説のノリですかね。

超伝記ロマン、みたいな感じ。

と、いっても伝記らしい伝記はありません。

主人公の青年は超霊的不感症で、結界をはっても張っていることに気がつかないと言うほど、鈍いというか効かないと言うか、まぁ、そんな感じなんですよ。

そんな特異体質の主人公に取り憑いたユキオンナとの物語と簡単に書きたいんだけど、そーでもないのよねぇ。

このマンガ、少しずつ小さな要素が寄り集まって一つの大きな話になっているという感じなんですね。

作者もあとがきでちろっと書いていたような気がしますが、こつこつと主人公の特異体質をネタにして事件を解決していく話にするつもりだったようで、その辺りの名残がいろいろと物語の中に入ってしまっていていっけん何の話がメインになって物語が進んでいるのか分からないんですよ。

こりゃあ、連載中に読んでいる人は、どこが面白いのかわからんだろうなぁ、な〜んて思ってしまう感じです。

私は、幸いなことにコミックで一気に読んだので大変楽しく読まさせていただきました。

物語を簡単に説明すると、日本霊的復興計画を遂行していく話です。

簡単にしすぎて分からない?

人間も自然の中の一部なんだから、自然を壊していくと人間も壊れてしまう。だから自然を復活させよう、っていう話です。

それを魑魅魍魎妖怪変化をいろいろ出して、日本霊位記みたいな感じで、物語が展開していくんです。

もちろん、青年誌(ヤンマガだけどね)での連載ですから男性読者へ向けてのサービスもしっかり入っています。

ネタ的に夢枕獏氏の書く小説や菊地秀行氏の小説みたいに突飛な発想のものって無いんですけど、いい味は出しています。

大山玲という名の作家さんなんですが、これ以外のマンガを見たことがないんですね。

まぁ、血眼になって探したわけじゃないから、私だけが知らないのかもしれませんが、次回作には期待していたんですよねぇ。

他に書いてないのかなぁ。知っている人がいたら教えて欲しいなぁ。

このタイトルのマンガだって、何年前に書かれたのか忘れてしまったほど昔だから、知らない間にいっぱいいろいろな本を出しているのかもしれないしなぁ。

このマンガだって、街のちっちゃい本屋さんには置いていないだろうし。

面白いんだけどねぇ。


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