webmuscut
 webzine contents
●ひとりよがり出張版


●映画
●小説
●マンガ
・『星の時計のLiddell』
・『め組の大吾』
・『生徒諸君』
・『正しい恋愛のススメ』
・『バナナフィッシュ』
・『逮捕しちゃうぞ』
・『デビルマン』
・『ランジェリー狂騒曲』
・『めぞん一刻』
・『レベルE』
・『真夏の夜のユキオンナ』
・『夕陽よ昇れ!!』
・『地雷震』
・『童夢』
・『イノセント』
・『デビルマンレディー』
・『じゃじゃ馬グルーミン★UP!』
・『009ノ1』
・『風呂上がりの夜空に』
・『西武新宿戦線異状なし』
・『スラムダンク』
・『ナイン』
・『あどりぶシネ倶楽部』
・『メトロポリス』
・『ファミリー』
・『ラブひな』
・『はじめちゃんが一番』
・『百鬼夜行抄』
・『金魚屋古書店出納帳』
・『ガンパレード・マーチ』
・『幻魔大戦』
・『ピンポン』
・『男前商店街』
・『バリバリ伝説』
・『天才柳沢教授の生活』
・『ねじ式』
・『プラネテス』
・『アップルシード』
・『きまぐれオレンジ★ロード』
・『Dr.スランプ』
・『ストップ!!ひばりくん!』
・『マカロニほうれん荘』
・『沈黙の艦隊』
・『草迷宮・草空間』
・『AKIRA(アキラ)』
・『風の谷のナウシカ(マンガ)』
・『トニーたけざきのガンダム漫画』
・『県立地球防衛軍』
・『炎の転校生』
・『パイナップルARMY』
・『はあはあ』
・『ダーリンは生モノにつき』
・『ああ探偵事務所』
・『火消し屋小町』
・『スター・レッド』
・『スパイダーマン』
・『Yawara!』
・『北斗の拳』
・『キャッツ・アイ』
・『シティーハンター』
・『どろろ』
・『ファントム無頼』
・『うる星やつら』
・『タッチ』
・『デュエット』
・『俺の空』
・『吉祥天女』
・『魔人〜DEVIL〜』
・『げんしけん』
・『平成よっぱらい研究所』
・『のだめカンタービレ』
・『ラフ』
・『KATSU!(カツ)』
・『陽あたり良好!』
・『GREEN』
・『H2』
・『機動警察パトレイバー』
・『攻殻機動隊』
・『銀河鉄道999』
・『妹は思春期』
・『さすがの猿飛』
・『鉄腕アトム』
・『サイボーグ009』
・『ドラゴンヘッド』
・『あしたのジョー』
・『スローステップ』
・『恐怖新聞』
・『エコエコアザラク』
・『魔太郎がくる!!』
・『バイオレンスジャック』
・『恐怖体験レポート うしろの百太郎』
・『はいからさんが通る』
・『ハーレムビート』
・『ブラック・ジャック』
・『おたんこナース』
・『女子大生家庭教師濱中アイ』
・『漂流教室』
・『いとしのエリー』
・『P.S.元気です、俊平』
・『バツ&テリー』
●アニメ
●ゲーム
●シーマンの観察日記
●ファンタシースターオンライン
●ファイナルファンタジーXI
 





iconicon

『童夢』icon
著者:大友克洋
双葉社 (ISBN:4-575-93032-6)

本当は「前略ミルクハウス」にしようと思ったんだけど、肝心なことが思い出せない。

作者って、川原由美子だっけ?
主人公の女の子の名前も忘れてしまったし、主人公が下宿している家主のニューハーフじゃないけど、女装癖?のあるお兄ちゃんの名前も忘れてしまった。

ので、思い出したら書くかもしれない。

思い出さなくても書くかもしれない。

考えてみれば、登場人物の名前を忘れようが間違えようが、今までいっぱい書いてきた気がする。

よって、今回は「童夢」です。

世界の大友です。

ハウンドドックです。

えっ、ちょっと違う。

大友克洋です。みなさんには「童夢」より「アキラ」の方が馴染み深いかもしれませんな。

私は、「童夢」からのファンなんですよ。

初めて読んだときは、ビックリどっきりメカ発進状態でした。

何に驚いたかというと、まずはビジュアルインパクトディテイルの細かさですね。

あの夜の団地の不気味さは、あれだけ細かく書いているから恐ろしく感じるんですよね。

そして、もう一つは「動き」ですか。

それはもしかしたら影の付け方とか、画の切り方とかアングルとか、いろいろな要素があると思うんですけど、凄いと思いました。

よくマンガで使われている手法で、動きを表すときに斜線を入れますよね。

「童夢」には、ほぼそれに値する物がないのです。

でも、少女は空を飛び、ついでに爺も空を飛び、まさにトビマストビマス状態。

別に飛んでいるシーンや、空中に浮いているシーンだけの話をしているつもりはありません。

わかりやすいからそう書いたまでです。

だから「アキラ」を読んだときには、なんでこんなに斜線が多いの? と思ってしまったほどです。

「童夢」の話。

当時のSF大会だかなんだかの正式な賞の名前を忘れてしまいましたが、それを受賞したときに手塚治虫氏のコメントで「十年後も同じ驚きがあれば凄い作品」云々の事を言っていました。

手塚氏が言いたかったのは、あまりにもみんなが凄い凄いと騒ぐので、本当に凄いのなら十年たっても凄いのだ、と言いたかったと私は理解しています。

けっして、僻んだり妬んだりしたのではないと。まぁ、同じクリエイターとしてよい作品に対する何らかの感情があったのは確かでしょう。その感情がなければ、あれだけ長く第一線で活躍することは出来なかったはずです。

「童夢」の話。

物語は超能力爺の話。超能力を持った爺が、自分の我のままに行動していく話。

それを、子供に窘められるという話し。

また画の話。

いわゆる超能力爺は殺人嗜好者なんですよ。それでね人を殺すわけだから血が出てくるんですけど、コレがまたいい感じなんですわ。

殺人現場であるマンションの廊下の床や壁に血がいっぱいついているんですね。

その書き方の生々しいこと。

手形がついていたり、飛び散っていたりと、うまく書けているんです。

白と黒の世界に「赤い血」が存在するんですよ。

これには、ほとほと感心して、どうやって描いているんだろうと真剣に考えましたね。

スクリーントーンわ使っているのか、薄墨を使っているのか、悩みに悩んだ末、考えることを止めました。

凡人には理解できないのです。

「童夢」の話。

個人的には「アキラ」より、ずっと好きです。

大友克洋氏がマンガとしての表現と物語を作品として究めるために描いたものなのでしょう。

そして、漫画家大友克洋氏は「アキラ」というマンガで結果報告をしたんではないでしょうか。


■「ひとりよがりなブログ
  「ひとりよがり」のブログです。
http://www.muscut.net/cgi-def/admin/C-010/blog_hitori/tdiary/index.rb



| Top Page |