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『009ノ1』icon
著者:石ノ森章太郎
中央公論社 (ISBN:4-12-202529-X)

石ノ森章太郎のマンガです。

どー読むかというと「ぜろぜろくのいち」です。

ほんとかな?
「ぜろぜろ」でいいのか?
まぁ、「くのいち」はあっているので問題ないでしょう。

さてさて、これは石ノ森章太郎氏の出世作「サイボーグ009」の女性版です。

と、簡単に書いてしまうわけにはいかないかな。

氏が書いた本か何かに、もしかしたら「009ノ1」の本のあとがきだったかもしれませんが、こんな事が書かれていました。

「子供向けの漫画ではなく大人が読んで楽しめるマンガ」を書かなければ駄目だと、誰かに言われたらしいのです。

サイボーグ009」は子供向けのマンガにしとくのはもったいない、とも書かれていたような気がします。

そんなこんなで、誕生したのが「009ノ1」なのです。

だから「サイボーグ009」の女性版と乱暴なたとえをしたのでありました。

えへん。

さてぇ、この主人公大人の女性です。確か、連載はアクションだったと思います。

そして、この女性スパイです。こーなると女性版007となってしまいますなぁ。

あっ、たしかそんなことも書いていたような気がする。
(上の話のことだよ。上の話とは石ノ森氏の話だよ)

それも、スーパーなみ、というか「サイボーグ009」みたくスーパーな女性なのです。

どうもこの009ノ1の正体がよくわからんのです。
サイボーグなのかロボットなのか、はたまた改良人間なのか(改良人間といえば、地球防衛軍だな。次はこのネタでいくか)
まぁ、人間ではありませんな。何しろおっぱいから弾丸を発射できるのですから。

女の色香で男をたぶらかす謎の女スパイ。

すばらしい。

なんと言っても台詞が少ない。

ほとんど喋らない。

説明的な台詞もない。

すばらしい。

石ノ森氏の実験的な作品に「ジュン」と言うのがあるビジュアルで表現された詩的な世界。

言葉ではなく、画で物語を語る。

009ノ1にも、「ジュン」と同じような表現形態が使われているような気がする。

未完の大作「サイボーグ009」も後半の話は、何がなんだかよく分からない話になってしまい。同じような感じを受けた。

まぁ、「サイボーグ009」の話は、いずれまたするとして、009ノ1の話に戻しましょう。

物語は、台詞の数と比例して単純明快です。

まぁ、物語も終盤になると、そこそこの盛り上がりとなぞなぞをいっぱい出してきますが。

だいたい、009ノ1って、クノイチ(女忍者「くの一」のこと)を引っかけて付けられたネーミングで、そんなに意味はないと思っていたら、あぁぁた、最後の数字の「1」は一番目の「1」だったのね。

ギルガメッシュよろしく、同じ顔と姿の009ノ1がいっぱい出てくるのよ。

おもろいよー。

ちょっぴりエッチだし。

内容もあるようでないし。


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