いやー、まだ借りっぱなしです。はやく返さないとなぁ。
と、個人的な話は置いといて。
押井氏原作のマンガの話です。
マンガだよ、マンガ。
シチュエイションは押井氏が大好きな設定です。
限りなくリアルな虚構。
東京が、自衛隊の蜂起によって内乱状態になり、後に革命政府ができた東京の話。
一介の学生がミリタリーに憧れて革命軍に志願。
銃や戦車といったミリタリーマニア延髄の兵器を駆って戦うことを夢見る学生さんを待っていたのは、廃品回収部隊。
プラス、闇ルートでの戦利品横流し。
日常と非日常を描きつづけてきた押井氏の一つの作品。
なんのバックグラウンドもない世界で、単なるエンタテインメントに仕上げた作品。
物語を進めるために必要な素材のみで構成された話。
戦争のある日常と戦争のない日常を内包しているにもかかわらず、まるで遊園地のアトラクションで遊んでいるような錯覚を読む者に与えているのはなぜ?
原作者と絵描きさんとのコミュニケーションがとれていないとは思えないのに。
なんなんでしょう。
以外とまとまっていないのかな。
まとまってるようでまとまっていないから違和感があるのかな。
一つ一つのシーンは、まさに押井ワールド。
ついニヤニヤとしながら読んでしまうのに。
ラストもありがちながら、特に不満もないのに。
ラストの方に「モッテコイ」についての記述がある。
人間が犬に「モッテコイ」と命令する道徳的な問題だと仮定する言葉で締めくくられているのだが、はたしてこのマンガは何かを問いかけていたのだろうか?
やっぱり町の中を戦車で突っ走りたいだけの単純明快なミリタリーマンガなんだろうな。
そこに押井ワールドを導入することによってある意味道徳的な、そして一種哲学めいた迷走状態に突入して日常と非日常の境目をなくしているのだろう。
とまぁ、難しく書いたけど、マンガは全然難しくないよ。
おもしろいよ。
でも、普通の書店の売ってんの?
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