たまには、懐かしのマンガネタでも書くか。
最近のあだち充の作品はイマイチだねぇ。
「タッチ」で燃え尽きたのかなぁ。
「H2」も期待していたんだけどなぁ。
で、「ナイン」です。
「ナイン」は良かったなぁ。
この頃のあだち充作品がもしかしたら一番面白かったかも。
「陽あたり良好!」があって「ナイン」があって「みゆき」があって「タッチ」があって「スローステップ」があって「ラフ」があって、あってあっていい感じで作品を連載していたよなぁ。
途中いただけないモノも確かに存在していたけど、まぁ、その辺りの作品は作者の息抜きみたいなものでしょう。
ワンパターンからの脱出というやつですか。
ワンパターンも磨けば光。名言だなぁ。
タイムボカンシリーズしかり。吉本興業しかり。
で、「ナイン」。
あだち充の王道的作品。
野球ラブコメ作品。
弱小野球部にかわいこちゃんマネージャー目当てに入部した主人公を中心に話は展開。
にっちもさっちもかめよりも遅い恋愛展開。
いいよねぇ、ほのぼのとしていて。
で、「ナイン」の前半は、弱小野球部を何とかして甲子園へ行かせるための話。
後半は、どちらかというと三角関係の話。
全五巻。
アッというまの展開です。
この短さもまたいいよねぇ。
だらだらと長くない。
「陽あたり良好!」もそうだけどさ。
あだち充のうまいところは、あの微妙な恋愛さじ加減。
お互いに好きあっているのにちっとも展開しないストーリー。
うまいねぇ。
あれだけで物語を引っぱっているんだから。
スポーツでの物語展開も独特の味を出していて、私はけっこう好きです。
マンガだからね。
スポ根モノじゃないし。あれでいいんでないの。と感じさせてくれます。
「ナイン」以降は、「ラフ」が一番良かったかも。
何が良かったって、それはまた機会があるときに。
で、「ナイン」の話。
あだち作品の定番キャラクターふとっちょくんの唐沢くんが「ナイン」に登場します。
この唐沢くんの愛のスケッチブックとでもいいましょうか、短編があるんですけど、この話は結構好きです。
いつも悪口を言い合っている漫画家志望の女の子がいるんですが、この女の子が唐沢くんをスケッチしているのです。
コミカルなキャラクターのモデルにはモッテコイだといって。
しかし、唐沢くんド・スランプ中。
何打席か忘れましたが、全然打てない。
そんなとき、この漫画家志望の彼女転校することになるのです。
唐沢くん、男の意地で転校する前に一本打ってやるというのですが、やっぱり打てない。
最後の打席まで時間がなくて見ていることが出来ない漫画家志望の女の子は、スケッチブックを残して転校先へと旅立っていくのです。
ちゃんちゃん。
じゃなくて、この後唐沢くん、彼女のスケッチブックを見て、打席に立ちます。
彼女のスケッチブックには、絶好調時の唐沢くんのバッティング・スタイルが克明に描かれていたのです。
単純な唐沢くんは、最後の打席で一発どでかいホームランを打つというはなし。
あぁ、なんて単純な唐沢くん。
というとってもいい話なのです。
後半のというよりもう連載終了間際の短編は、けっこういい話が多かったなぁ。
あだち充は、変に長い話よりも短編の方が面白いよ。
だって、短編集の話は、いい話いっぱいあるモノ。
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