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『金魚屋古書店出納帳』icon
著者:芳崎せいむ
少年画報社 (ISBN:4-7859-2294-X)

久しぶりに楽しく読ませていただきました。

まだ連載中なんですかね?

ヤングキングで連載していると聞いたことがあるんですけど。

とりあえず、コミックは二巻出てます。

コミックでしか読んでいないので、よーわかりません

で、なかなかよい雰囲気を持ったマンガです。

物語はマンガの古本屋のお話。

「金魚屋」という古本屋に訪れる人たちのハートウォーミング(古いなぁ)な物語。

これがなかなか良いのよ。

以前紹介した「百鬼夜行抄」に雰囲気がとっても似ているのです。

あちらは妖怪モノ、こちらは現代モノ。

まぁね古本のマンガなんか妖怪みたいなもんだし、大体ぼろっちい川沿いの古本屋の地下がすんごーい巨大倉庫になっていること自体得体の知れない化け物屋敷みたいだし。

などと無理にこじつけなくとも両方のマンガを読んでいただければ、私が感じたことの一端くらいは感じてくれるのではないでしょうか。

出てくるネタのマンガがちょっとマニアックなモノもありますが(私自身読んだことないマンガもありますと、いうよりほとんど読んだことがあるのでその部分から察するに私よりも作者は年取っているな、と)元ネタを知らなくても十分に楽しめます。

逆に、これがきっかけとなって元ネタのマンガが読みたくなってしまったりすることでしょう。

私なんかはその口ですが。

この手の話は、映画とかを題材にしたのはよく見かけたりしますが、マンガはなかなかないのでちょっち貴重です。

と、いうよりマンガがやっとネタとして扱われるほどの文化と歴史を持つようになったのだなぁ、と。

後十年もすると今度はゲームをネタにしたこの手のマンガが登場したりするのかね。

まぁ、何にしても久しぶりに次の作品が読みたくなるマンガであることは間違いないです。

今ある雰囲気をそのまま保ちつついつまでも長く続けて欲しいものです。


追記

連載雑誌が変わって、タイトルも「金魚屋古書店出納帳」から「金魚屋古書店」になってしまいました。

おもしろさは、昔のまんま、とは、ちと言いにくくなったかな。

一話完結にしてしまったために、せっかくいい話なのに、エピソードというか、何というか、感情移入が中途半端になってしまっている話が多くなってしまったことが残念。

とは、いいつつ、やっぱりおもしろいことには変わりないので、暇があれば手に取っていますね。


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