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『生徒諸君』icon
著者:庄司陽子
講談社 (ISBN:4-06-260162-1)

このコラムを読んでいる人は、たぶん圧倒的に男が多いです。

たぶんね、たぶん。

よって、数少ない女性読者のために? 少女マンガのネタでもと思っております。

さて「生徒諸君」です。キョンキョンの主演で映画にもなったので知っている「男」も多いかと。

この話、やたら長いんですよ。

何しろ主人公のナッキーが、中学生から始まって、大学を卒業して「先生」になるまでの話ですから、人生の四分の一ほどを描いているのよね。

まぁ、死ぬまでじゃないからいいけどね。長いだけなら他にもいっぱいあるし。

「生徒諸君」は、少女マンガなので、男の感覚で言うと、ちょっと恥ずかしいのがいっぱいあったりするんです。

例えば、「悪たれ」。ようは「いたずらっ子」的な感覚で使われている表現なのですが、これが仲間になると「悪たれ団」になるのです。「シネシネ団」ではありません。「悪たれ団」です。

う〜〜〜ん、ちょっと恥ずかしい。

しかし、少女マンガだといって侮ってはいけません。レディコミが、男性向けエロ雑誌よりも過激なのと同じように、このマンガもなかなかどうして過激にいっちゃってます。

同級生の女の子がレイプされちゃったり、姉妹が死んじゃったり、好きな男が山で遭難して死んじゃったり、と、まぁ、少女マンガ独特の愛憎劇もスパイスとしてありぃのですから、おなか一杯ってな感じです。

基本的には、恥ずかしいくらいの爽やか路線なんだけどね。

いやぁ、主人公のナッキー(本名 北城尚子? 漢字があっているかは疑問)が好きになる男の話がいいんですわ。

ちなみに飛島さんのことではありません。沖田君です。

山男です。関西人です。

何しろ番外編で沖田君の本があるくらいですから。

でも「生徒諸君」がきっかけで、庄司陽子の本は、けっこう読んだなぁ。

友達のお母さんがこのマンガのファンで、中学の時は、おばちゃんが読み終わるとかしてくれたっけ。

ちなみに親戚のおばさんも好きでしたね。
私の周りでは、おばちゃん連中にファンが多かったマンガですね。

昔懐かしい感じでもするんですかね。学生時代を思い出したりとか。

んで、「生徒諸君」ですが、私に少女マンガの世界を教えてくれたマンガでもあるんですよね。何しろそれまでの少女マンガのイメージは、お目目にお星様があって、コマ割りとはなんぞやのレイアウトで、ヒーローとヒロインの物語、いやいや王子様にあこがれるお姫様ないしは、お姫様にあこがれる村の娘的なイメージしかなかったですからねぇ。

多少恥ずかしいところはあっても、感覚的には少年マンガぽっく読めたマンガでしたからね。

おかげで、少女マンガでも抵抗なく読めるようになりましたよ。

基本的に絵があわないと、いくら「おもしろい」といわれても、なかなか手が出ないけどね。まぁ、なれるまでが大変なのです。

なにしろ、好き嫌いが激しいから。

追記

ついに、というか、今更というか「生徒諸君 教師編」が登場しました。

まだ読んでないんだけど、確かなことは絶対に読むだろうなぁ。

やっぱり「その後」が気になるじゃないですか。


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