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『正しい恋愛のススメ』icon
著者:一条ゆかり
集英社 (ISBN:4-08-864252-X)

少女マンガといいながら、厳密にはレディコミの部類に入るんだけどね。

一条ゆかりですよ。

有閑倶楽部でないところがいいねぇ。実は、「有閑倶楽部」ってちゃんと読んだことがないのよね。

「砂の城」も有名だなぁ。

ぱらぱとしか、読んだことないけど。

しかし、一条ゆかりも画がうまくなったよね。
昔は、下手じゃないけど、うまくもなかったし。

で、「正しい恋愛のススメ」ですが、お題だけを見て恋愛のHow toをついに「ひとりよがり」でおこなうと思った人、いませんでしたか。

やってもいいけど、私がやっても絶対に「正しい」なんて言葉は使えないよなぁ。「変な」いやいや「変態」いやいや「○○○」かな。

いかん、いかん、おやじだ。

おっと、本題を忘れるところだったぜ。

このマンガ、レディコミらしくちょっと危ない話です。

主人公の男の子は、高校生で、つきあっているかわいい彼女がいて、同級生にちょっと変わったいい男がいる。

まぁ、ここまではありがちかな。

ここから先が、レディコミなんだけど、このかっこいい男の子が「主張ホスト」をしていて、主人公の男の子を「お仲間」にしちゃうんですね。

高校生がホストですよ。まぁ、マンガなのでホストらしいホストでもないんだけどね。

そして、主人公のお客さんが、つきあっている彼女のお母さんなんです。いやー、どろどろの親子丼ですねぇ。

ホストクラブのオーナーは、彼女のお父さんで、お客は離婚した元妻。

人間関係は、これでもか状態のインナースペースラブセッションってなもんで、関わりがある人たちとは、とことん関わり合いになる。

マンガだねぇ。レディコミだねぇ。って、他でもあるけど、表現の枠がレディコミなのよね。

基本的には、主人公とつきあっている彼女のお母さんとの「恋愛」が柱になっているんだけどさ。

遊びからマジになっていく過程は、さすが一条ゆかり。ベテランですな。伊達に歳とっていません。うまいですよ。

ラストをどのようまとめるのかなぁ、って気はしていたんだけど、「こんなんかいっっ」ってな感じで、なぁんか煮え切らないなぁ。

感覚的には、最後までライトでいこうよ、のノリなんでしょうけど。

どろどろのドラマをメリハリつけて、最後は、さらっと終わらせる。

とりあえずいい感じのストーリーでしたね。
結構、暗い話も所々あるけど、基本的に明るいからいいよね。

私の中では、この本を読んで「一条ゆかり」もいいね、と思っちゃいました。


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