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『逮捕しちゃうぞ』icon
著者:藤島康介
講談社 (ISBN:4-06-314202-7)

漫画の話です。

最近、新装丁版になって本屋の棚を賑やかしていたので、見たことのある人もいるでしょう。

とっても古い漫画です。

藤島康介です。

で、久々に読んだんですが、こーーんなに下手くそだったんですね。

画の話ですよ画の話。

最近の藤島康介の絵を見る機会といったらゲームのキャラクターデザインと「ああっ女神さまっ」くらいですから。

まぁ、デビュー当時の漫画家の画なんて、ほんと下手くそが多いですからね。だから藤島氏の事をとやかく言うつもりは、全然ないんですよ。

いやー、なにね、あまりにもイメージとのギャップがあったもので、ついつい思ってしまったんですね。

知らない人のために、ちょっと中身的なことを書きます。

墨東署というまさに漫画的な設定の中で、美人婦警さんの活躍を描いた愛と感動のポリスストーリー。

と言っても日本の警察が舞台だし、主役の婦警さんは交通課でミニパト乗っているし。

でもね、作者のマニアぶりがとっても読んでいて気持ちいいのです。

カーマニアでバイクマニアなのです。というか、メカキチ(死語だなこれは)です。

何しろ、主役の一人(確か)美幸が車オタクで、公務のパトカー(トゥデイっていうところが泣かせるね)を全開バリバリに改造しまくっているのです。何しろニトロまで積んでいるという過激さ。

まぁ、マンガですから。

で、久しぶりに読み返した「逮捕しちゃうぞ」は、私の中でかなり発酵されていたようで、結構新鮮に読めちゃいましたね。

で、一番印象に残ったのが、藤島氏のキャラクター造りのうまさ。

スクーターに乗ったバーゲンおばちゃんを始め、正義の味方ストライク男。そこまであくが強くないキャラクターも、みんな生き生きとしていて、とっても楽しいです。

ストーリー的な話のうまさよりもキャラクターの使い方につきると言った感じ。

そうそう、「うる星やつら」に似ているかも。

キャラクターがあってストーリーが生まれるみたいな感じ。

男の子も女の子も楽しく読めるマンガかな。


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