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『げんしけん』icon
著者:木尾士目
講談社 (ISBN:4-06-321144-4)

これは、最近はまったマンガである。

本屋で五巻が平積みされていて、帯に「アニメ化決定!」と書かれていた。

へぇ〜、アニメになるくらいおもしろいんだ。

と、言うことで手にとって本を見るが、ビニールで保護されているため中身が分からない。

本の裏を見てもあらすじも何もかいていない。

いったいどんな内容のどんなジャンルなんだ。

で、次にどこから出ているのか確認。

講談社、それもアフタヌーンコミックじゃないか。

なんとマニアな。

まぁ、マニア向けのマンガだと言うことは分かった。

表紙の画も悪くない。

とりあえず試しに買ってみるか、と言うことで一巻と二巻を購入。

大人だねぇ。

いやー、おもしろかったよ。

結局、その日のうちに五巻まで買って読んでしまった。

大人だねぇ。

イメージも何もないのだが「げんしけん」と言うタイトルからは、全く想像できない内容だったよ。

某大学の現代視覚研究会というサークルのマンガ。

現代視覚研究会。略して「げんしけん」。

で、このサークルの活動内容が、オタク文化愛好。

もー、たまらんよ。

笑った、笑った。

秋葉原を、いやいや同人誌を、それも成人向け同人誌を心の底から愛する連中の集まり。

もう、たまらんです。

久々のヒットでした。

やっぱオタクはすげぇなぁ。

と思えるマンガです。

行ったことも行く気もないのですが、コミフェス(同人誌の販売を目的としたイベント)の実体というかなんというか、が描かれているのですが、笑える。

読んだときは、ちっょと行ってみるのも楽しいかも、なんて錯覚を起こすほど笑える。

読者を選びそうだけど、以外と一般人の方が楽しく読めるのかも。

どっぷりオタクやっている人の中には、笑うに笑えない人もいるかもしれないし。

まぁ、性格の問題もあると思うけどね。

はじめは、自分がオタクだとカミングアウトできない少年が主人公みたいな感じで描かれているけど、途中からオタクを好きになってしまったオタク嫌いの女性が主人公みたいな感じになって、これがまたいいんだよ。

で、このマンガで気にいっているのは、基本、一話完結の物語で、一話が終わる事に四コママンガで、楽屋ネタ的なエピソードを描いているのですが、これがホントいい感じなんだな。

これは是非みなさんに読んでもらいたい。

ちょー楽しいマンガです。

オタクな人もそうでない人も是非読んでよ。

オタクな人は、もうすでに読んでいるか。

なので、一般の人、又はカミングアウトできない人は必読物です。

まさに「オタク」の願望充足マンガ。

「オタク」のパラダイスを具現化したマンガな訳です。

現実ではあり得ない「オタク」たちの状況。と、書くと言い過ぎかもしれないけど、ね。

とにかく、サイコーに楽しいオタクマンガです。


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