| 名作マンガです。
「あしたのジョー」です。
原作、高森朝雄。画、ちばてつや。
名作です。
「あしたのジョー」のファンの方なら知っていると思いますが、高森朝雄は、あの梶原一騎氏のことです。
確か、マンガ連載当時、少年マガジンでは梶原一騎氏は、あの「巨人の星」を連載中。
同じ名前での連載は、いかがなものかと言うことになって、後から連載が始まった「あしたのジョー」の時は別のペンネームを用意したと言うことです。
すごいですねぇ、梶原一騎氏は。
もちろん、ちばてつや氏もすごい。
なんと言っても、梶原一騎氏とやり合ってしまうんですから。
有名な話では、「あしたのジョー」の主人公、矢吹丈のライバル力石徹の設定の時、梶原一騎氏は、矢吹と同じバンタム級のつもりだったのに、ちばてつや氏は、しっかり体格のいいフェザー級のキャラクターにしてしまい揉めたそうです。
話によると、当時ちばてつや氏はボクシングの知識がなく、単にライバル、イコール、強いヤツ、イコール大きい、みたいな簡単な気持ちで書いたらしい。
それが、あの減量になり、力石が死ぬ結果になってしまったのです。
まさに、怪我の功名、ってか。
他にも、あの名ラストシーンも梶原一騎氏とちばてつや氏では意見が食い違ったそうです。
梶原一騎氏の段階では、矢吹丈は、しっかりと生きていました。
しかし、ちばてつや氏の手によって真っ白く燃え尽きて生きているのか死んでいるのか分からなくなってしまったのです。
そうです。
「あしたのジョー」は、二人の天才によって生み出された奇跡のマンガなのです。
まさに永遠に語り継がれる名作なのです。
スポーツマンガの金字塔。
確かに、今の人が読むと、時代背景がまるでSFのように全く違うので、違和感があるでしょう。
感情移入も難しいのかもしれません。
しかし、読み進めていけば、そこには、矢吹丈と白木葉子のラブドラマがあり、そこに色を添えるように男と男の戦いがあるわけです。
実に素晴らしいマンガです。
現時点で、「あしたのジョー」を越えるボクシングマンガは存在しないでしょう。
と、言う話をしていたら「はじめの一歩」が、ナンバーワンだと、若い人たちはいっとりました。
リアリティが違うと。
やっはり、古いと言うだけでダメなんでしょうかねぇ。
なんか、悲しいなぁ。
後十年もしたら「あしたのジョー」は、どんな評価を若者たちに下されるのでしょう。
それはそれで、楽しみでもあるなぁ。
そして、「はじめの一歩」の物語が終了したとき、「あしたのジョー」を越える作品になっていることを楽しみにしているのも事実です。
まだ、一度も最後まで読んだことがない人は、だまされたと思って最後まで読んでください。
素直な気持ちで読めば、きっとあのラストに胸を打たれるでしょう。
「あしたのジョー」よ永遠なれ。
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