ごめんなさい。
何を謝っているかというと、タイトルがいつものように記憶違いかもしれないので、先に謝っときます。
「ショート・ショート 1分間だけ」とは、小説のタイトルです。
私が中学生の時に読んだ本です。
なので、昨日のこともろくに思い出せない私にとっては、中学時代の記憶をたどると言うことは蜘蛛の糸で地獄から脱出するよりも大変なことなのです。
別にネタがつきたから、こんな事を記憶をたどろうと思っているわけではありません。
基本的に、いつも私の記憶の中だけで「ひとりよがり」は形成されているのですから。
いやー、はじめに書こうと思っていたお題がなんだったか思い出さうとしていたら、ふっ、と思いだした話があったのです。
それが、このお題になった「ショート・ショート 1分間だけ」。
眉村卓著。タイトル通りの短編集です。ホントに短いです。短編と言うより「ショートショート」です。
この本のあとがきに書いてあったと思うんですが、目安として一分くらいで読める内容の連載というのが、お題目としてあったみたいです。
何に連載していたかも本には書いてあったと思います。
私は、しっかり忘れています。
結構な数のショートショートが載っているのですが、そんな中で、一つだけ印象に残っている話があります。
タイトルは、しっかりはっきり忘れました。
内容は、だいたい憶えています。
主人公はサラリーマンだったと思うんですが、彼には特になんの取り柄もなく、これといった趣味も確か無く、そんな彼にも一つだけこだわっていることがあったのです。こだわりと言うよりも気に入っているという表現の方がいいのかも。
それは一本の万年筆だったのです。長年使い込んできた万年筆は、手にとってもしっくりとしていて、もーこれなしでは、字は書けないと言うくらいのモノだったのです。
しかし、彼はその大切な万年筆を無くしてしまうのです。それからと言うもの毎晩万年筆の夢を見ることになるのですが、無くした万年筆を探す傍ら、無いと不便なので新しいモノを購入して使っていくのです。
なじまなかった新しい万年筆が、だんだんと手になじんでいくと、同じように昔の万年筆の夢を見なくなっていく。
そんなこんなの話です。
なんか、とってもいい話で、いたく感動した私は早速愛用のペンを購入。
気がつけば、いつなくなってしまったのか、今となってはどんなペンだったのかすらも憶えていません。
憶えているのは、ショートショートの内容だけ。
で、これを書いているときに、他のを思いだしてしまった。
一つは、とーーーーーても暑い日の話で、夏休みの登校日の話です。
あまりにも暑くて、先生も生徒もうだうだしながら課題の作文を書くという話です。
主人公の少年は「暑い、暑い、たまらなく暑い、なんて暑いんだ、云々」というような、内容の作文を書き先生にほめられます。
暑いという気持ちが良く伝わってくる、なんて事を言われるわけです。そんな批評をしているときに清掃のおじさんが教室にあらわれてこう言うのです。
「今日は登校日じゃないのにみんな集まって何してんのかね。あまりの暑さにみんなして日にちを間違えたのかね」ちゃんちゃん。
あんなのもこんなのも気軽に読めるショートショートがいっぱいつまった本なんです。
ちょっと手にとって暇つぶしにはもってこいです。
そこそこの数がありますし、基本的にとっても短いので気に入ったのは何度も読み返したりもできます。
いまでも売ってるのか知りませんが、見つけたら手に取って見てみてね。
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