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『紅衣の公子コルム』icon
著者:マイクル・ムアコック/著 斎藤伯好/訳
早川書房 (ISBN:4-15-010470-0)

むか〜〜し、書いた「紅衣の公子コルム」のつづきの話。

マイクル・ムアコック。

「雄牛と槍」「雄羊と樫」「雄馬と剣」の三作品。

前回の三作品と合わせて、全六巻で終了する「紅衣の公子コルム」シリーズ。

前の三巻の話からずーーーと時間がたって、前の恋人ラリーナは死んじゃっています。

コルムは、人間ではないので長生きです。いわゆる半神です。

ラリーナは人間ですから、一緒に生活していれば、先に死んでしまうのですね。

そして、この新展開の後半三部作でコルムは、また人間の女性と恋をするのです。

今度は、ラリーナより活動的な女性と。自ら剣を持ち戦いにいく女性とつきあうのです。

で、この後半三部作は、コルムの「エターナル・チャンピオン」としての役割というか定めというかがはっきりとしてくるのです。

自らの意志で行動することは許されず、すべて神の片腕として行動しなければならない。

反発しても結局は、神の意志に従わなくてはならない。

自分は、そういう存在なんだと気づかされるわけですジャリー・ア・コネルの存在によって。

そして、コルムからエルリックへ、エルリックからエレコーゼへと、永遠に神の僕として戦い続ける存在となっていくのです。

マイクル・ムアコックの作品は、一部の作品は半ば強引にこの一連のシリーズに取り込まれていくのですが、すべてこの「エターナル・チャンピオン」というキーワードでつながっていくのです。

はまりますねぇ。ほとんどすべてのシリーズを読みましたねぇ。

最近ご無沙汰していて、何冊か読んでいないのがあるんですが、いいですよ。

おぉぉとぉぉ。

コルムの話でしたね。

コルムは単独で読んでもとっても面白いです。
コルムは、自分の死について予言されるのです。兄弟に殺される。この言葉によって後半は、物語が進んでいくのです。

なかなか劇的です。

わかっちゃいるけど止められない。そんな感じです。

ヒロイックファンタジーの二大巨匠の一人、マイクル・ムアコック。

私に、ヒロイックファンタジーのおもしろさを教えてくれた人でもあります。

いろいろなヒロイックファンタジーを読みあさりましたが、今読んでも面白いと思えるのは、マイクル・ムアコックとハワードくらいでしょう。

「征服王コナン」サイコーです。

あれ、今回はコルムでしたね。

コルム、サイコーです。


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