相変わらず、頑固でわがままな主人公が出てくる村上春樹氏の小説です。
今のところ、村上春樹氏が書いた小説のベストスリーに入りますな。
ナンバーワンは「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」ですから。
ナンバーツーは、たぶん「ファミリーアフェア」でしょう。
長編で言うと、この「羊をめぐる冒険」かな。
「ノルウェーの森」や「ダンス・ダンス・ダンス」もいいけどね。
さてさて、この「羊をめぐる冒険」は、「鼠」三部作のラストを飾ります。
最後の作品だけあって、とっても哀しい物語です。
作者自身が、次のステップへ向かうための作品でもあったのでしょう。
始まりにけりを付けて、新しい物を作り出す。
創造と終演。
実際は、この続編「ダンス・ダンス・ダンス」がありますが、コレは時間的、登場人物的つながりはあっても、四部作として一つにまとめるものではないな、そんな気がする作品ですね。
その辺りは、また「ダンス・ダンス・ダンス」のお題の時にでも。
この物語、主人公の僕は「鼠」を探す旅に出ます。
タイトルそのまんまの行動パターンですね。
その過程で、いつものようにとってもかわった人たちに出会います。
その中でも「耳」がとってもステキな女性。「耳」のモデルをしている女性と知り合います。
この「耳モデル」は、電波少年の地球防衛軍のピンクの鼻のように「超能力」があるんですねぇ。
それほど魅力的で立派な耳なんですねぇ。
と、言うことは卓くんも超能力者かもしれませんねぇ。
しかし、わたしもずいぶん昔に読んだんで、内容の細かいところは忘れてしまったが「鼠」が鼠男ではなくて「羊男」になった理由って書いてあったのかなぁ。
なにをもって「羊」なんだろう。
シープと言う言葉に意味があるんだろうか?
イルカに鼠に羊。
何か意味がなさそうで、意味があるんだろうなぁ。
村上春樹氏は「言葉」に凄く意味を持たせている作家だと思うんですよ。
そのことに確信したのは、レイモンド・カーヴァーかなんかの、翻訳についてのコメントだかなんだかを読んだ時に「意訳はしない。そのままストレートに日本語にしている」なんてことを言っていたのを見て、ほぼ確信したのよね。
言葉が持つ本来の「意味」や「力」は、言葉本来の使い方をしなければ、発揮されないと言うこと。
なんか、小難しいかな?
まぁ、きにせんといて。
さてさて、「羊男」なる「鼠」は、死んでます。
あちゃー、書いちゃったよ。
でも「羊男」イコール「鼠」ということをばらしてしまっていたから、もー、どーでもいいや、って書いてしまいました。
まだ読んでいなくて読もうと思っていた人ごめんなさい。
まぁ、そのことを知っていても十分面白いから、許してね。
さてさて、この次は「ダンス・ダンス・ダンス」についても書こうかな。
ゴージャスなボディをもつ女性と、耳の綺麗な女の子の話。
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