森博嗣氏の小説です。
Vシリーズの9巻になるのかな?
ちょっと外伝的な作品だから、シリーズの中に入らないかも。
何しろ、登場人物がVシリーズの保呂草くんとS&Mシリーズの西之園嬢が登場するお話。
特別読み切り作品みたいな感じだね。
お話は、今までVシリーズを読んでいた方にはおなじみのエンジェル・マヌーバにまつわるお話。
とあるミステリィが大好きな金持ちの家に招待された保呂草氏と西之園嬢。
そこで、保呂草氏はエンジェル・マヌーバに遭遇するのです。
で、やっぱりここでも殺人事件が起こるわけです。
で、探偵は当然西之園嬢。
犀川氏は、電話での登場だけ。
瀬在丸紅子嬢は、回想シーンだけの登場。
以前にも書いたけど、保呂草氏だけが主人公の小説があってもいいなぁ、と思っていた小説に限りなく近い小説になっております。
懐かしき西之園嬢は、探偵として少しも成長していません。
いやいや。少しは成長したのかな。
そうそう、肝心の密室の推理ですが、山小屋の密室はすぐにわかりましたね。
で、もう一つの密室の謎が、うーん、ってかんじで、これは密室?って思っていたら、そちらはエンジェル・マヌーバがどうやって持ち出されたかが本題でしたね。
なるほど。
しばし考えるに、二つほど思いついて、一つはあんなに否定していたから有り得ないだろうと。
そしたら、どうです。
考えていた二つを足して二で割ったような回答でしたね。
まぁ、十分楽しませていただきました。
で、やっぱり謎解きよりは登場した二人の関係等々が楽しかったです。
でも、最後に紅子氏が西之園嬢のことを知っていたあたりは、もしかしてまだ読んでいない短編集とかに、その辺の話があったのかなぁ。なんて思ってしまいました。
それとも、単に作者的なつながりでの知り合いという話になっているのかなぁ。
まっ、それも全ての本を読んでみればわかることだし。
うん?
と、言うことは全ての本を読まなくてはいけないのか???
それは、たぶん無理だな。
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