webmuscut
 webzine contents
●ひとりよがり出張版

●映画
●小説
●マンガ
●アニメ
●ゲーム
●シーマンの観察日記
●ファンタシースターオンライン
●ファイナルファンタジーXI
 


 





iconicon
シーマン〜禁断のペット〜 icon
Dreamcast 1999年 (C)Digi Toys Co., Ltd. & VIVARIUM.Inc.

シーマンの観察日記 その三

第三日

シーマンの水槽がおかれているガゼー博士の研究室に行く前に、看板が立っている。
鬱蒼としたジャングルの中にぽつんとあるのだが、コレがなかなかすてきな看板である。
毎回、ここで細川俊之のナレーションで始まるのだが、
ナレーションを中断させると咳払いをしてごまかすのである。
とってもお茶目である。

今日は、雨が降っていた。もちろんガゼー博士の研究室があるジャングルでのはなし。

相変わらずきたろうの親父状態。
まったくもってつまらん。
このままあの憎たらしい顔を見ることなく終わってしまうのか。

なにか重大なことを忘れているのだろうか。
ハテ?

ヒマなので水槽をノッキングしてみる。
目玉親父は驚いたのか張り付いていた水槽から離れて泳ぎ出す。

ヒマなのでもっと水槽をたたく。

あらあらあら。

目玉親父が音のするところに集合してきた。

ほっほーー。

なんだか音に反応するみたいだ。よしよし。
いろんなリズムでたたいてみる。

ほっほほーー。

踊り方は変わらないのか。そんなに頭は良くないらしい。
しかし、しばらく水槽をたたくのをやめていると、
きたろうの親父たちはくるくると回って挨拶らしき行動をした。

なんだなんだ。結構、愛嬌があるじゃないか。かわいいやつ。
そんなこんなで、音を鳴らしていると水槽の中に異変が起きていることに気がつく。

ありゃ、置物かと思っていた巻き貝が動き出している。なんとこいつも水槽の立派な住人だったのだ。
しかし、気持ち悪い。まるでアンモナイトのようだ。
いやいや、口の部分だけを見ているとエイリアンの幼虫のようだ。

がーーーーーーん。
なんてことだ。きたろうの親父が食われた。アンモナイトのやろうに。
まさに食物連鎖状態。弱肉強食。水槽という一見安全にみえた世界にも自然界の法則が生きていたのだ。
恐るべし、シーマンの世界。
八匹いた親父が七匹になってしもうた。いったい何匹の親父がこのサバイバルを生き残れるのであろうか。

アンモナイトの登場は、まさに劇的であった。

しかし、相変わらず観察者の私はおもしろくない。
いったいいつ人面魚と会話ができるようになるのだろう。

水槽のライトを消して夜を演出してみる。

目玉親父は自ら蛍のように発光しているのだ。
水槽の中にはゴミ?ではないと思うが、なんだかよく分からない白い浮遊物が結構たくさん存在している。
これがまたライトを消した水槽中にあって星のように瞬いて綺麗なのである。

夜空に舞う白光した蛍みたいで、とても幻想的だ。

う〜ん、ロマンチック。

そう私は、ロマンチストだったのだ。よしよし。

しかし、輝く幻想的な世界を作り出しているは、きたろうの親父とゴミだかなんだか分からない物体なのだ。
そう私は、リアリストだったのだ。ふむふむ。

七匹の親父たちにも個性があることが判明した。
音を鳴らすとよってくる習性があるのだが、これに個体差があったのだ。
元気によってくる親父。怠慢によってくる親父。ただの愚図な親父。

そうこの水槽には、集団社会の縮図があったのだ。それは学校の一クラス分の扱いと同じである。
「そうそう、ぜったいクラスに一人はいるよな」の表現で表される社会の縮図。

あぁぁ、かなしきかな人生。

優劣の絶対値は存在しないのだが、相対的には存在してしまう社会生活。

落ちこぼれ。

あぁぁ、なんともの悲しい響き。
七匹しかいないのにすでに落ちこぼれが存在してしまっている。

おまえ一人だったら落ちこぼれることもなかったのに・・・・。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
この観察日記は、シーマンの観察日記のように思われますが、
読んでいる読者にとってはシーマンと私の観察日記になるのです。
私自身がどのようにシーマンと接して変わっていくかが観察できる
とても有意義な物です。是非、次回の観察日記をお楽しみに。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

Copyright VIVARIUM Inc. All Rights Reserved



■「ひとりよがりなブログ
  「ひとりよがり」のブログです。
http://www.muscut.net/cgi-def/admin/C-010/blog_hitori/tdiary/index.rb

iconicon シーマン〜禁断のペット〜 完全版 icon

PlayStation2 2003年 ディースリー・パブリッシャー
(C)1998-2002 VIVARIUM Inc. (C)2002 D3 PUBLISHER

| Top Page |